この味覚えてる? (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 135
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120935

作品紹介・あらすじ

パティシエの陽太と和菓子職人の喜代治は幼馴染み。ところが高校三年の冬、些細な喧嘩が元で犬猿の仲になり早五年。地元商店街活性化のため目玉スイーツの制作を依頼された陽太は、なんとあの喜代治と共同制作をすることに…。前途多難かと多いきや、共に過ごせば今まで疎遠になっていたのが不思議なほどしっくりくる喜代治の隣。しかし、わだかまりも解け以前のような親友関係に戻った矢先、陽太は一番認めたくない己の想いに気づいてしまい-。

感想・レビュー・書評

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  • こういう一途ラブ(こじらせ気味)な話好き。

    お菓子が食べたくなった…

  • 商店街の目玉スイーツを作ることになったパティシエの陽太。だが、共同制作の相手は犬猿の仲の幼馴染み和菓子職人の喜代治で…。

    始めのうちは喧嘩ごしな陽太だけど喜代治と共にお菓子を作り上げていくうちに過去忘れていた喧嘩の原因を思い出してからの陽太の本当は喜代治が好きな気持ちが可愛くて。

    意地っ張りで元気な陽太。
    そしてそんな陽太を喜代治も、と相思相愛な2人。
    お菓子作りにより5年かかって晴れて恋人同士になれ、て良かった。

    しかし策士な喜代治、ナイスです。

    2人の洋菓子、和菓子のコラボ食べたくなりました。

  • 表紙買い。面白かったけれど、イマイチ受が好きになれなかったな。共同開発ももうちょっとお互いに協力しあうのかと思ったのでちょっと拍子抜け。

  • 餡子好きにはたまらんストーリー。
    読了後に改めてタイトルを見るとほんわかする。

  • やっぱりさすがの海野さん。満足。
    ところで、商店街の目玉を特定店舗に作らせて、片方の店において、不公平とならへんのがほんまかいなとツッコミ。どうなのかな?

  • ケンカして5年も会ってないって、実は気になっていたといっても無理があるよ。

  • ★2.5。幼なじみという好きシチュながら、あまり萌えられず。終盤の告白までに、攻側からの熱を孕んだ行動や受を意識しているそぶりがあれば良かったのになあ。あるいはキュンとするような学生時代の回想とか。どうも終始余裕な感じの攻に対し受一人でドタバタしてるだけに見えてしまったのと、硬派な攻が告白してから急に手慣れた感じの甘い男になったのがちょっと違和感あって…。受がお子様過ぎてあまり好きになれなかったのもあり、個人的に惜しい作品でした。

  • 和菓子職人×パティシエ
    お向かい同士に実家が店を開いている二人。高校生の頃までは仲が良かったが、高校卒業間際のケンカが原因でお向かいにも関わらず接点はなし。
    しかし、地元の高校の新聞部の取材や町内会の依頼で一緒に菓子作りをすることになり、急に大接近。
    最初はつっかかってばかりだった陽太だが、だんだんお互いに認め合うように。だんだん喜代治を意識して普通に接することすらできなくなった陽太。そして過去のケンカの原因までも思い出して、気持ちを告げようと決意するが・・・。
    とにかくかわいい!!陽太も喜代治も二人ともかわいいです!!一番かわいいのは陽太のパパだけど・・・。なんてホンワカして、絵本の中のケーキ屋さんみたいなパパ!!・・・それはさておき、初々しい二人。特に陽太はもう挙動不審っぷりがハンパなくてかわいすぎです。小学生みたいで。

  • 反目しあう洋菓子屋と和菓子屋の跡取り。ある意味ロミジュリ。饅頭が食べたくなる。

  • 和菓子屋×洋菓子屋 幼馴染 すれ違い?甘々

    この設定に近いの漫画読んだことある気がしている…

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著者プロフィール

海野幸 Sachi Umino
身体がゴリゴリに固まっているのでストレッチポールを購入しました。
仰向けに寝転がると胸の辺りで『ぼきゃらっ!』という音がして、これは人体から発せられても大丈夫な音なのかと不安になります。

「2019年 『悪い男には裏がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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