- Amazon.co.jp ・本 (650ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576121215
感想・レビュー・書評
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ヒストリカルロマンス小説。昔だからこそのジェンダー問題があったり、切ないシーンもありますが、女性がとにかく元気。ジェットコースター推理小説というところ。
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レガシー・シリーズ2作目。両親を亡くして以来自立してきた19歳のキャサリンが驚くほどしっかりしていて感心する。財産目当てに襲われそうになって逃げ出した安宿で酔っ払いに絡まれる場面が好き。なんとジョッキを飲み干し男の膝に座らされながらも穏やかにしかもきっぱりと相手をして丸め込んでしまうのである。ヒーローとの出会いの場面でもあるが、数々の苦難を物ともせず勇敢で優しくてユーモアがある彼女に、人間嫌いで女嫌いの子爵がメロメロになっていく様子が楽しい。いろいろと悲惨な出来事も多いのに明るい印象が残るのはヒロインの言動のおかげだろうな。2014.9
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シリーズ2 19歳で後見人に財産目当てで無理やり結婚させられそうなキャロライン・ダーウェント=ジョンズと、チルトン子爵フレデリック・ノース・ナイティンゲールのロマンス。
ヒロインのキャロラインがいいです。性格が真っ直ぐで明るく前向き、ユーモアがあって逆境に負けない。自分から「結婚して」と言う…、分厚いのにポンポン読めるのは彼女のおかげです。
連続殺人に宝探し、ちょっとファンタジーまで含めるお買い得な一冊でした。
『真珠の涙にくちづけて』のマーカスと妃殿下ジョセフィーナも登場。 -
結婚してから事件解決するまでにも、色んな登場人物を絡めましたね。