あなたに出逢うまで (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : ジュディス・マクノート 古草秀子

• 二見書房 (2012年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[fyukawaさんの感想 · 2014年1月24日]

半分くらいまではテンポも良くハッピーだったのになぁ。

[kina-koiさんの感想 · 2013年3月31日]

絶対に面白いと確信できる長編作家です。結果５★。『とまどう緑のまなざし』のクレイモア公爵の弟スティーブン・ウェストモアランドのロマンスがやっと登場。失恋した状態のスティーブンがやっとハッピーエンドへ、何年も邦訳を待ってました。
ヒロインはアメリカ人女性で記憶喪失のシェリダン・ブロムリー。
そしてヒロインはかならずどん底に突き落とされますが、そのあとのエピソードが一捻りで楽しいです。
今回もニコラス・デュヴィルがライバルとして登場。『もしも願いがかなうなら』で彼のロマンスも読み返したい。『その瞳が輝くとき』のホーソーン公爵夫妻も『哀しみの果てにあなたと』のウェイクフィールド侯爵夫妻も登場してます。
ついでにカードテーブルのボケ担当ウィリアム・バスカヴィルは今回も登場､何故か好きな場面です。（とまどう…の下､306,342参照 ）