- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576131382
作品紹介・あらすじ
バイク便のメッセンジャーボーイの拓斗は、届け先のオフィスに勤務する橘に密かな憧れを抱いている。そんなある夜、橘からの依頼で配達に向かった先は会員制の高級クラブ。今夜の催しは仮面舞踏会らしく、普段のきっちりしたスーツとは違う、黒い仮面を身につけ夜の匂いを漂わせる橘に見惚れる拓斗だったが…。クラブのオーナーの気まぐれで、急遽キャストスタッフに仕立て上げられ、橘の接客をすることになり-。
感想・レビュー・書評
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立場の違いからか、最初からすれ違いまくっている拓斗と橘。拓斗がちゃんと誤解を解けば、橘がちゃんと自分の気持ちを伝えていれば、すれ違いは避けられたかもしれない。そんな誤解の中でも、お互いのことが好きだと言う気持ちはよくわかるから、読んでいてもどかしかった。お互いの気持ちが分かってからの、甘いカップルになった2人をもっと見たくなる。
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初読み作家さま。
会員制高級クラブのオーナーの気まぐれで急遽キャストにされた拓斗。
クラブ会員の橘の接待をすることになったんだけど橘は拓斗が密かに憧れてた相手で…。
遊び人で猪突猛進の橘と天然学生の拓斗はとにかく噛み合わない!お互いを思う気持ちは一緒なのにこのズレまくりはwww
夢のような時間、橘に嫌われたくない拓斗は本当の事を打ち明けられず、それでも橘の事が好きだからズルズルと関係を続けてしまう。
拓斗を自分だけのものにしておきたくてお金で繋ぎとめようとする橘。
遊び人で来るもの拒まず去るもの追わず。の橘も本気になった相手にはなりふり構わず…(^^;;
お互いの気持ちを確認してハッピーエンドって形にはなったんだけど…
最後のあまりにもあっさりし過ぎ感が否めない…。かな〜と…(^◇^;) -
富豪遊び馴れ猪突猛進型×ド天然苦学生
価値観の違いからこれでもかってくらい気持ちがすれ違っている二人が面白い。根本的な想いは一緒なんだけど…。
作中登場するクラブがなかなか濃いキャラが多いからスピンオフで2、3本話が書けそうな感じ。いや、書いてほしい。