夜明けの夢のなかで (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576131672

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    内容(「BOOK」データベースより)

    投資会社に勤めるリゼットはある朝、鏡を見て愕然とする。そこには見知らぬ顔が映っていたのだ。同時に彼女は、過去のある時期の記憶を失っていることにも気づくが、思い出そうとすると激しい頭痛と吐き気に襲われる。さらに、誰かに見張られている気がしてならない。なんとか冷静さを保ち、何かの病気だと結論づけ、薬局に向かった彼女はひとりの男と出会う。その瞬間に強いときめきを感じながらも、少し会話しただけでその場を後にしたリゼット。だが、その晩の夢のなかに彼が出てきて…!?ロマンティック・サスペンス。

    面白かった。
    こんな陰謀があるかも?と思わせるのはさすが。
    ただ3年間見張る、というのはものすごい忍耐なのね。
    洗脳方法がもうちょっとみたかった。
    ゼイヴィアが素敵。

    Shadow woman by Linda Howerd

  • リゼットはある朝、鏡の中の自分を見て驚愕する。
    まったくの別人が映っていた。
    同時に一定の期間が記憶から抜けていることに気づく。
    しかも、誰かに見張られている気がしてならない。
    リゼットは今までどおりの生活に見せかけながら、少しずつ自分を取り戻していく…。


    んー。
    何か物足りない・・・。
    1人の人間に、こんなに人員と時間とお金をかけるのかな?
    何年も何年も?
    ゼイヴィアは愛した女を見守るだけで我慢できる男なのかな?
    あのまま記憶を取り戻さなかったとして、誰かとお付き合い始めて、ベッドを共にしだしたらどうするんだろ。やっぱり盗聴するんかね?

    リゼットの記憶を封じた原因も、大統領を撃ち殺したことに対処できなくて不安定だったから…ってのも、どうなんだろう。
    まぁ、アメリカで大統領ってのはリアルヒーローみたいな感じなんだろうけど、それにしたって売国奴もいいとこなのに、そんな気にする?
    気にするのかな、やっぱ。
    なんだか、優秀で賢いリジーが対処できなかったってのが、腑に落ちないんだけどね。

    ゼイヴィアも、なんかイマイチ リジーを想ってるのが伝わってこなくて、何を考えてるんだか不安になる人だなぁ。

    ☆は3つ。

  • ある日、鏡の中の自分の顔が別人に見えてしまったリゼット
    単調な彼女の生活を監視し続けるNSA(国家安全保障局)。
    そして、リジーを見守り続けるもう一人の男ゼイヴィア。
    彼らはなぜ彼女を監視しているのか…
    リゼットは本能で、自分が監視されていることに気がつく…

    一番面白かったころと比べると、どうしてもロマンスへの彫り込みが薄くがっかり
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3356.html

  • ドキドキはしたがワクワク足らず。記憶の抹消やら過去と現在のヒロインとヒーローの関係とか面白い要素はたっぷりあるのに 何か足らないと感じてしまう。度肝を抜く唖然としてしまう展開を期待しすぎたようだ・・・。だってリンダ・ハワードだし。戦闘モードでピリピリした強い 強い 強すぎるヒロイン像が欲しい。

  • ある朝、鏡に見知らぬ顔を見、さらにある時期の記憶を失っていることに気づくヒロイン。ワクワクする設定なのにその前のプロローグで大統領射殺という重大事件を描いているので、その関係者だろうと察しがついてしまって、緊迫感が大きく削がれているのが残念だ。平凡な会社員が苦しみながらも記憶を取り戻すに連れてイキイキとし、スパイ並みのスキルを蘇らせて行く過程は面白い。しかし、読み終わった後に疑問が多々あり。作戦の最終的なボスは誰?フェリスは短絡的過ぎるし、ボスが存在するならここまで放置してるのはなぜ?そんなに都合良く消したい記憶だけ消せるのは不自然では?等々。リンダにしてはイマイチ読後感がスッキリしないなあ。2013.11

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