つぼみは溺愛に濡れて ~伯爵の熱い求愛~ (ハニー文庫)

著者 : 青桃リリカ

• 二見書房 (2014年3月11日発売)

作品紹介・あらすじ

牧師である父を支えて生きてきたアイリス。しかし最近、父の側には未亡人のミセス・ステラが。複雑な心境のアイリスの前に、領地を継ぐべく幼馴染のアルバートが帰還する。不躾に結婚を迫り、アイリスの豊満な肢体に熱い視線を注いでくるアルバート。館に連れ去られ情熱的な指先に翻弄されつつも、愛のない結婚は決してしないと官能に耐えるが…。

感想・レビュー・書評

[うらこさんの感想 · 2014年8月24日]

あらすじやタイトルが内容に合っていないような感じがしました。

牧師の娘のアイリスの前に突如現れた幼馴染みの伯爵アルバートから求婚されますけど、求婚の理由が気に入らなくて求婚を断ります。

愛を知らないからといって、本人の前であんな風に求婚したら、断られるのも仕方ないとは思いますが、アイリスとアルバートの心が通うことよりも、アルバートがアイリスの胸ばっかり見てたり、胸のボタンがはじけとんじゃったりと、胸が強調されているのが気になって仕方がなかったです。こういうお話のヒロインはだいたい巨乳が多いですけど、ここまで胸ばっかりっていうのは見かけないです。

あんまり胸ばっかりなんで、愛とかなんとか言ってるけど、アルバートはアイリスと再会したとき、アイリスの胸が大きくて結婚したいって思ったんじゃないかなぁって思っちゃいました。アイリスの胸がAカップだったら、求婚してないんじゃないかって・・・。

あと、出てくる他のキャラたちはすべて善人で、当て馬になるかと思った令嬢たちもあっさり退却したし、父との仲を疑っていた未亡人もいい人でしたし、メイドたちもみな二人を応援してて、ちょっと物足りなかったです。

よかったのは、すがはらりゅうさんのイラストくらいでしょうか・・・。

[七奈さんの感想 · 2014年4月15日]

表紙やあらすじで傲慢なヒーローと思い込んでたら意外に優しいお兄さんで、まわりもみんないい人で穏やかな話だった。ボタンが2回も弾け飛んだのには笑いましたがww