情熱は嵐のように (二見文庫 ロマンス・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576140612

作品紹介・あらすじ

元海兵隊員で、現在は"兄弟"と共にセキュリティ会社を営むマイク。ある過去の出来事のせいで常に孤独感を抱え、酒場で女あさりをしては一晩限りの関係をもち、寂しさを紛らわす日々を送っていた。ある日、ひとりの美女が会社を訪れ、彼は一目で心を奪われる。が、彼女の正体は会社の共同経営者ハリーの生き別れた妹クロエで、マイクの女癖を知るハリーから「妹に近づくな」と釘を刺されてしまう。それから半年、募る想いを秘めながらマイクはクロエに指一本触れないでいたが、実はクロエも彼に惹かれていて…シリーズ第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 美人の奥さんと娘たちに囲まれた兄弟たちに疎外感を覚え、泥酔した挙句にヤク中の女性を引っ掛けたが寸前で逃げ帰ったマイク。その翌日、子供の頃に死んだと思われていたサムの妹クロエが兄の元を訪れる。今まで派手に遊びまくっていたマイクが初めて本気の恋をした。がその直後、昨晩の女性の暴行の疑いで連行されるという失態。その落ち込みようが当然とはいえ、可愛そうで堪らんかった!女性遍歴のヒドさに前半はイメージがガタ落ちだったけど、兄弟にすら言えなかった家族の死の真相をクロエに語る所や、一途にクロエに尽くす姿に後半は熱く応援してしまった。
    2人ほど身長は高くないが、広い肩幅や、ボディビルダー体型をやたらと連発するので、頭の中でゴ◯ラしか想像出来なくなったけど、最後のクロエ救出はカッコ良かった。

  • 2作目からこちらの3作目への引きがよくて、はやく続き読みたかった作品。2作目ラストで3作目のヒーローヒロインがわかるというね。それも2作目ヒーローの関係者。今回のヒーローのあれやこれやを知ってる面々は彼を仲間としては信じられるけども、こと異性問題に関しては絶対に身内を寄り付かせたくないと思わせる下半身事情の持ち主(笑)2作目ヒーローもそりゃ釘を差したくもなりまっせ。ヒロインに突然襲いかかる敵に正直どちらさまですか?と聞きたくなったものの、ものすごいとばっちり!まぁ、リサマリ先生なんで安心ですけども(笑)Nightfire

  • シリーズラスト。歩く性欲じゃなくて筋肉(思考も筋肉っぽい)ヒーローマイクと死んだと思ってた前作ヒーローハリーの妹クロエ(クリッシー)
    今回も儚げな美女と軍人上がりのムキムキマンのパターン。兄妹の再会は感動的だけど設定にツッコミどころ満載ですね…サスペンスもとってつけたような感じ。事件の結末がどうなったか書いてくれたらよかったな。
    とはいえ、家族愛、友情を育んでいくクロエの幸福感はほっこりしてよかったです。ちょっと今まで読んできたリサマリ先生作品のテンプレとはちょっと違ってました。

  • ハリーが妹との再開 泣いたねー(T_T)
    ロシアから連れてこられた少女達 読んでいて辛い 貧しい国の貧民層に生まれてしまった少女達 それを食い物にする闇 おぞまし過ぎる…
    ヒロインが料理下手 でもそれを頑張って食べるヒーロー 愛だねぇ(*˘︶˘*).。.:*♡

  • 購入済み 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    元海兵隊員で、現在は“兄弟”と共にセキュリティ会社を営むマイク。ある過去の出来事のせいで常に孤独感を抱え、酒場で女あさりをしては一晩限りの関係をもち、寂しさを紛らわす日々を送っていた。ある日、ひとりの美女が会社を訪れ、彼は一目で心を奪われる。が、彼女の正体は会社の共同経営者ハリーの生き別れた妹クロエで、マイクの女癖を知るハリーから「妹に近づくな」と釘を刺されてしまう。それから半年、募る想いを秘めながらマイクはクロエに指一本触れないでいたが、実はクロエも彼に惹かれていて…シリーズ第三弾!

    ハリーの過保護にいちゃんぶりがなんともほほえましい。強い肉体を作ると精神的にも強くなるという典型のクロエ。マイクの騎士ぶりもすごい。
    それにしても、壁に穴あけちゃいけません!


    Nightfire by Lisa Marie Rice

  • 『運命は炎のように』に続くプロテクターシリーズの最後。
    セキュリティ会社の共同経営者のハリー・ボルトの殺されたはずの妹クロエ・メイスンが生存していて面会に…。
    マイケル・キーラーと一目で惹かれあうが、ハリーに交際を止められる。しかし、ロシアの人身売買組織に巻き込まれたクロエを守る為マイクと急接近。楽しかった。

  • 前作で妹クリッシーを亡くしたハリーの悲しみに涙したので、待望の今作は読む前からもしやと思ってドキドキワクワクしていたが、期待以上に再開の場面では泣けてきた。マイクをはじめ、家族の絆の大きさ強さが描かれたまさにシリーズの集大成。おしゃまな女の子たちもキュートで、泣けてハッピーな気分になれる作品。

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著者プロフィール

Lisa Marie Rice
リサ・マリー・ライス
1951年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』(扶桑社ロマンス)で2004年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞。2014年より〈真夜中〉シリーズを再始動する。

「2023年 『真夜中の抱擁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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