黒豹の帝王と砂漠の生贄 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
3.39
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本棚登録 : 108
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576141107

作品紹介・あらすじ

幼い頃からライオンやトラの声が聞こえることで、孤独を感じてきた立樹。ふと訪れたサハラ砂漠で、人間の姿をした豹の伝説を知り、もしかすると自分の出生に関わりがあるかもしれないと思う。そんなとき、突然、闇夜に紛れて現れた男に「おまえは私のつがいだ」と告げられ、肉体を蹂躙される。抑えきれないほど発情していく身体。信じられない、どうしてこんなことに-と驚く立樹の前で、男の姿は黒豹に変化して…!?

感想・レビュー・書評

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  • 黒豹族帝王の血を引く、立樹
    同じ父を持つ、最後の黒豹帝王カイル

    異母兄であり、圧倒的なオーラを持つカイルにモロッコで出会う立樹は知らず捕らわれていく

    カイルの愛を知らない心が立樹との日々で少しずつ感情を持つ流れが良かったです

    二人が一緒に生きていくことを、お互いにお互いしか居ないのだと伝えあうシーンはとても素敵でキュンキュンしました。カイルの様な男性的魅力溢れる強い雄が、相手の幸せが自分の幸せだと語るシーンは悶絶するほど美味ですわねぇ

  • 異種恋愛
    絵柄はとても綺麗。
    表紙のイメージほどアラビアンな感じはない

  • 相変わらずお話が深く、素敵です。出だしの突撃から中盤まで回想が続く構成は、まあ割とベタですが、ちょっとダラダラというか、ピンとこなかったかんーってとこが残念。オチも想定内だったし。。。

  • ★3.5

    モロッコ

    獣姦あり

  • 愛を知らない帝王のカイルが、アラブ系でありがちなオレ様なんだけど、憎めなくてなんか可愛らしい攻めでした。そして、え?まさかのDT?という…そんなノリではなかったのですが、萌えセンサーが反応してしまった(笑)
    変なところで常識のある攻めのおかげで、受けのメス化が阻止される。これはBLだから!と思いつつちょっと期待しちゃったよね、孕みモノ。獣○あり。

  • 人間に変身できる黒豹×豹の言葉がわかる学生

    異種間恋愛ファンタジーは大好きなので、途中までは面白く読めたのですが、ページが足りなかったのか後半ものすごく展開がはしょられていて、もっと完全な形で出して欲しかった。
    実は攻めと受けが異母兄弟だったという、兄弟もの好きにはたまらない設定があったのにいまいち兄弟っぽくなくて萌えられず残念……。
    モロッコを旅したような気分になれることと、葛西リカコさんのイラストが美しいのは良かったです。

  • 何度も山場があり、え?え?と思うこともしばしば。
    丁寧に書かれていて面白かった。推理小説みたいにどんどん秘密が明かされていくたびに私が思う展開とは違っていって、びっくりすることも。

    ネタバレあり!!


    結構本読んでいるので、展開がわかってくる場合が多い中、これはちょっとびっくりなお話だった。-1は私が好きな孕み系?!と読んでるうちにえ~…と。ちょっと残念!あと、異母兄弟だったのが理由です…

  • ☆4つにしたけど5に近い。5にしなかったのは、いくつか文がおかしかったのと最初は話が細かく描写されていたのに残りのページが少なくなるにつれて省略される部分が多くなったのが残念だった。上下巻でもいいくらいのストーリーだったので後半からの失速感がもったいなかったな。

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