豪華客船上のアリア ~スイート・ハネムーン!?~ (ハニー文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576141367

作品紹介・あらすじ

二十歳の誕生日を間近に控えた伯爵家の末娘アンジェリーヌは、かつて浜辺で助けた凛々しい「軍人さん」-ラインハルトと再会する。父の期待を背負い花婿探しのために乗り込んだ豪華客船で正体もわからない男に身体を求められるなんて、あってはならないことなのに。念願の舞台初演奏直後、昂ぶるまま秘所への侵入を許してしまい…。

感想・レビュー・書評

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  • 王道の王子様とのラブロマンスものですが、相手役の王子が初っ端から主人公にベタ惚れなので、最初から最後まで安心してラブラブな二人を堪能できます。

    王子様・ラインハルトのキャラが多少強引な性格をしていますが、主人公・アンジェリーヌの女の子が引っ込み思案な性格をしていますので、キャラクターのいいバランスが取れているように思いました。強引だけど、アンジェリークに一途に惚れているラインハルトのキャラクターがなかなか良かったです。

    物語中盤までは想定内の物語が進みますが、ラストで豪華客船が舞台ならではの劇的な展開になるので、飽きずに最後まで読むことができました。艶っぽいシーンも思いが通じ合う前と後、結婚式前など多数のシーンが挿入されていて、ほぼすべてラブラブなシーンなのでそういう方面を期待されている方でも満足できる作品できないかと思います。

  • バイオリンが上手な伯爵令嬢アンジェリーヌと王太子のラインハルトのシンデレラストーリーです。

    お互いの身分を知らない状態で、出逢った二人。
    ラインハルトは助けられたあと、アンジェリーヌを王妃にするべくいろいろ準備していたみたいですけど、それだったら、船に乗る前にアンジェリーヌの父に一言あってもよかったんじゃないかな?って思いました。(まあ、お話にならなくなってしまいますけど・・・)

    アンジェリーヌのバイオリンもただの設定じゃなくて、きちんと場面ごとに使われていて、最後の事件のところは、沈みながらも演奏していた楽団がいたタイタニックを思い出しました。

    ラインハルトは、ところどころ王太子とは思えない言動をしてましたけど、まあ軍に所属していると思えば、許せるかな。黒髪短髪の強引俺様好きの私としては、けっこう好きなタイプです。

  • ネタバレあり


    シンデレラストーリーです。主人公、めちゃくちゃ可愛いです。ヒーロー、めちゃくちゃカッコいいです。
    女性が音楽をやれる環境に変えてしまうところ、甘すぎます(≧∇≦)
    安心して甘々ストーリーを読みたい方におすすめ。

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著者プロフィール

2011年に作家デビュー。著書は「フラチなボディガード」(発行:プランタン出版)、「騎士団長と『仮』新婚生活!?」(発行:ジュリアンパブリッシング)など多数。乙女系シナリオライターとしても活動している。

「2018年 『社長といきなり新婚生活!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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