危険な夜の果てに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
- 二見書房 (2015年2月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576150208
作品紹介・あらすじ
医師のキャサリンは、ある患者の命運を握るのがマックという指名手配者だと知る。彼を捜して秘密基地に向かう途中吹雪で遭難し、ハンサムな顔に傷のある男に助けられた。この男がマックだと気づいた彼女は、なぜ彼が治療に必要な情報を握っているのか引き出さなくては-そう決心し、基地に滞在するうち、陰のあるマックに惹かれていく。一方のマックは、基地の存在を知る彼女をスパイだと疑いながら、心がざわめいて仕方なかった。だが、互いに疑念を抱きつつ肌を重ねる二人の前には重大な使命が…。
感想・レビュー・書評
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(結構前に読了)
今回のヒーローは、普段のライスヒーローに比べて、ヒロインに対しても疑り深く、却って新鮮(笑)。 -
ゴーストオプスシリーズ1 逃亡中の特殊部隊員3人が中心となって出来たハイテクコミューンに、ヒロインの研究者キャサリン・ヤングがやって来て…。
特殊部隊の隊長トム・マッケンロー(マック)との熱いロマンスと、近未来設定のハイテク、不思議な力を持つヒロイン、ワクワク要素を山ほど含んだ作品。
最低あと2何作は続きそうだが、フラグもいっぱい立って今後に期待。 -
ゴースト・オプスシリーズ1作目。ヒーローは裏切りにあって名前も身分も隠して秘密のコミューンを作り上げた元特殊隊員。彼を探しにやってきたヒロインをスパイだと疑いながらも、どうしようもなく惹かれ合う二人。近未来の超能力ものとは言え、いつものごとく強く逞しいヒーローはヒロイン一途。ハイテクな装備や機能はあれど、困難に打ち勝ち愛し合う二人の絆の強さはいつものライス調。超能力というスパイスをどう料理するのか続きが楽しみ。2015.3
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ゴースト・オプスシリーズⅠ。このシリーズ、ヒーローになりそうなのは3人だから3部作になる?そして根本的な敵はシリーズ通して一緒のようなそんな気がする。ターゲットは今作ヒロインだろうね。つうか、前作の中央アジアを舞台にした細菌兵器もの同様、今回も某国の名がドーンと出てきて、その国でこの本は出版できるんだろうか?と(笑)リサマリヒーローは相変わらずです。ヒーローにブレがない!ヒロインは特殊能力持ち。今後その能力が狙われちゃう展開なのね。