乱れ坊主 公家武者 松平信平11 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 96
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576150550

作品紹介・あらすじ

五摂家鷹司家の血を引く信平は十五で京から江戸に出、三代将軍家光の正室だった姉孝子の口添えで、将軍家の旗本になった。あれから十年の時が流れるあいだに、紀州徳川家から松姫を娶り、もうすぐ父親になろうとしている。信平は今は京にいて、身重の松姫の身を案じ、薬師の武田伊織を訪ねたのだが、ここで息子に背中を斬られたという武士に出会って…。

感想・レビュー・書評

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  • 松姫の悪阻がひどく、親子ともども死にそうな話しが中心だったのが、一転して信平に強敵が現われた。最後はハラハラしたが何とかハッピーエンド。このシリーズは最後が明るく終わるので読みやすい。

  • 家族が買っているから読んでいるけど、飽きてきたかなぁ~。
    一話が短いので読みやすいけどね。

  • 荒事は何でもかんでも信平に任せるなんて軟弱な公儀。

  • 前2作は長編でしたが、今回は以前通り連作短編。 松姫懐妊、でも信平は引き続き京都暮らし・・・、と思っていたらあっさり二話の冒頭で江戸へ正式に変えることが決定。 「死闘!鳳凰の舞」では最強の敵と対峙して危ない場面もありましたが、子供も生まれてよかったよかった。

  • 今度の悪役は小物じゃない!最後の話が一番好きでした。今まで少女漫画扱いで見ていましたが、この話は少年漫画扱いでした。このラスボス感満載な悪役さんは良いです。でも、ケガした自分のことよりも松姫に心配をかけまいとする信平様にキュンとしたので、やはり最終的には少女漫画に戻りました(いい意味で)。ところで、当時のりんごってすっぱかったんですね。品種改良の賜物ってことか。お子様もお生まれになり賑やかになりそうですね。

  • 第十一弾
    京から江戸へ四話にまたがる活躍と待望の男子の誕生
    最強の敵との死闘の果てに

  • 15歳で江戸に出てきてから、松姫と結婚はしてもまだまだ少年のような気がしていたけれど一児の父になったのねぇ。そうか、この頃はリンゴが超めずらしいのかぁ。一話一話が短いので記憶が曖昧な登場人物もチラホラ…。11巻も過ぎた事だし人物紹介ページでも作ってくれないかしら。

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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