その唇に触れたくて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
- 二見書房 (2015年7月21日発売)
本棚登録 : 14人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576151045
作品紹介・あらすじ
ミナは准男爵だった父親を無実の罪で処刑され、子供時代を過ごした瀟洒な屋敷も奪われた。首謀者は屋敷の元の所有者フォーカム伯爵。いつか父の復讐を果たすと心に誓いながら、今はミナという偽名を使い、薬草に詳しい村の娘としてひっそりと暮らしている。そんなある日、伯爵が大怪我をしたとの知らせが入り、呼ばれたミナは仕方なく屋敷に向かう-伯爵の命令に背けば、この土地にはいられなくなるから。だが怪我のせいで高熱にうなされる伯爵の美しい裸体を目にした途端、ミナは憎しみを忘れ…。
感想・レビュー・書評
-
ヒーローはヒロインミナをおじのスパイと疑い、ヒロインはヒーローギャレットを父の仇と思い…素性を隠して真犯人を探しているミナのいつ正体がバレるかハラハラ。H/Hの心理描写がメインでロマンスのほうは1/3を過ぎたあたりからやっとメイクラブ。はよくっつけや!と思うことしばしばでちょっと焦れったかったです。復讐ものはシリアスで暗くなりがちですが、ミナのおばさんとギャレットの従者のサブストーリーがラブコメチックなので深刻になり過ぎず読んでてホッとしました。ギャレットの友人のスピンはないのかしら?
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ギャレットの叔母さんは気の毒だけど、こんなスキャンダルの後どうなるんだろ?
全2件中 1 - 2件を表示