領地の乱 公家武者 松平信平12 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576151649

作品紹介・あらすじ

三代将軍家光の正室の実弟で、今は公家から旗本となった鷹司松平信平は、将軍家綱から新領地を賜わり、二千四百石となった。それまで天領だった上総国長柄郡下之郷村は坂東武者の末裔を誇りとしており、公家の出の新領主にはなかなか素直になれない。そんな村に、老中松平伊豆守も危惧する、残虐非道な悪党軍団が狙いを定めた。信平らははたして…。

感想・レビュー・書評

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  • 新しい領地に家臣が増えて、マンネリ感はありますが、気楽に読めていいですね。

  • 新しい家臣が増えて益々面白くなってきました。

  • 新領地に新家来、いろいろありましたが終わってみればすっきり勧善懲悪。マンネリ感はありますが、読んでいて難しいことを考えずに気楽に読めていいですね。

  • あくび大名は信平様と類友っぽくて好きだったな。ハッピーエンドはよきかな。新キャラ続々ですが、頼母は最初は生意気でイラつきます。公家なんかに仕えられるか、こんちくしょうな領民と頼母がいかに信平に心酔していくかが見所と言いましょうか。鈴蔵が出て来てからお初の出番が少なく感じていましたけど、今回は活躍。でもこれ鈴蔵ともフラグたったんじゃないの?五味さん味噌汁すすって満足してる場合じゃないぞ。ストーリーは悪くいえばマンネリ化しているけど、むしろその王道なお約束っぷりが好き。なぜか飽きません。

  • 第十二弾
    新しき領地を廻っての問題に、悪党退治等を含めハッピイに
    新しき家来も登場

  • 他藩の家中の夫婦いざこざ事件の決着は、どうも釈然としないなあ。最後の表題作『領地の乱』は、タイトルから信平と領民が戦っちゃうの?と心配しましたが、ああなるほど、そういう形になるのねと一安心。あとは、表紙絵は初期の頃の少し可愛らしい絵のほうが好みだなあ。ちょっと今のは…。

  • シリーズ第12弾。

    “信平ファミリー”にまた新たなメンバーが加わりました。
    どんなに頑なな人物の心も自然と開かせてしまう、信平の人としての魅力は大したものです。
    頼母と厳治が今後どのような活躍していくのか、見守っていきたいです。

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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