禁断の夜に溺れて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
- 二見書房 (2017年2月21日発売)
本棚登録 : 17人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576170206
感想・レビュー・書評
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前作で冷酷な殺し屋として登場したアージェント。女優ミリーの殺害を依頼され、命を奪うつもりがキスしてしまう。その後も2度の失敗。一人息子ヤクブを愛するミリーは一晩共にする契約でアージェントを用心棒に雇った。ミリーに新たに迫る刺客。街で起こる残忍な女性の連続殺人とその子供達の誘拐との関連は?殺し屋として血に染まったアージェントの苦悩を、ミリーの強さ、ヤクブの信頼、共に監獄で壮絶な少年時代を過ごしたドリアンの絆が溶かしていく。良かった!アージェント、めちゃくちゃカッコ良かった!最後のもう一捻りもNICE!
アージェントの執事ウェルトンも好き。続き、出ないかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作以上にダークな世界観漂う作品。殺し屋稼業のヒーローアージェントが標的であるヒロインミリーに惚れちゃうストーリー。
ヒーローの生い立ちは過酷で心をなくし生きていくしかなかった彼がミリーに癒やされ変わっていく姿に涙。ミリーの息子ヤクブが彼を慕い、なんだか男同士の交流っていうのもなかなかいいものでした。
もう、本人無自覚だけど最初からメロメロな惚れっぷりなもんで稼業とのギャップに萌えました。
ラストのアージェントの告白後のミリーの返しがナイス!次作も出版されますように。
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