今宵とびきりのプリン召し上がれ ~ほろにがカラメルと甘い恋文を添えて~ (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 56
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576180397

感想・レビュー・書評

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  • 人気俳優(α)×出張料理人(Ω)
    この作品では、同じバース性で結婚するのが普通の世界観です。
    作品の数だけのオメガバースの世界観があるので読んでいて楽しいです。

    料理と文通を通してお互いを知り、惹かれ合うお話です。
    攻めがトラウマで卵かけご飯以外食事がとれないかなりの偏食者です。
    受けは元々料理人として働いていたが、Ωという理由で紆余曲折経て出張料理人としてフリーとして働いています。
    二人ともバース性関係で迫害されており、過去は暗いけど作中に出てくる料理は美味しそうだし、登場人物はみんな味があり好きな世界観のオメガバースです。
    後書きに最初はオメガバースにする予定はなかったと書かれていたので、最初オメガバースっぽくないなぁと思った違和感が解決?しました。

    料理の描写は美味しそうだし、性描写もとても良かったです…!
    攻めのマネージャーが(この世界線での)典型的なαとして描かれており、違いの出した方もうまいなぁと思いながら読んでいました。

    後日談はほのぼのしていて、読んでいて幸せになりました。

  • 人気俳優(α)×出張料理人(Ω)
    文通とプリンのお話。
    文通がすごくきゅんきゅんする。
    萌えというよりほんときゅんきゅんって感じ!
    気持ちが通じていくところが丁寧に書かれていて読みながら悶えた。
    マネージャーがほんといけすかない感じなので苛々しました…でも偏見とか
    すぐになくならないだろうからああいう人も少なくないんだろうなぁ…と。
    読み終わってすぐプリン食べました。

  • 優しい話。
    トラウマものではあるんだけど、ふわっと優しさが溢れていました。
    オメガバースものはけっこう読んでますが、これほ特にその設定が要らないんじゃない?普通のでよかったのでは?と思ったんだけどね。

  • 事前にプリンを準備してから読むべきでした。俳優と料理人・オメガバース。悠歩が転職を余儀なくされた理由がまさにオメガで、径のマネージャーの考え方がまさしくアルファで、径と悠歩がすれ違ったときの感覚、おぉ!オメガバ世界!と思いました。お互いにだれかわからないのに、手紙で語り合い、気になりだすというのがなんだかのんびりしてて癒されました。手紙の内容はのんびりしたものから重いものまで色々でしたがだんだん心許していく様子が見えてよかったです。

  • ラストがすごく甘くて良かったです。
    オメガバースものでしたが、今まで読んだことのあるものとは、オメガとアルファの環境設定が真逆だった、ってのも面白かったです。

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