神の気まぐれ珈琲店 (二見サラ文庫)

著者 :
  • 二見書房
2.90
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576181042

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 猫に導かれてやってきたのは
    変な三人組がいる珈琲店。

    神様なので願いをかなえてあげましょう、と言われたら
    変な人か、なりきりの人か、というのを疑います。
    そして最初のお姉さんは…ご愁傷様、としか
    言いようがないです。
    相手が神様だと思えば、この適当さというか
    大雑把さ、は納得でしたが。

    二人目のお客さんは、途中で何かおかしいな、と。
    結構最後の方で、ようやく気が付きましたが
    淡々としすぎているから、というべきか。
    受入れが、というか流すのが早かったのにも
    納得、でした。

    そう考えると、3人目は久しぶりに『普通』でした。
    神様側も、ここまでの失敗と対策がありましたが
    家の中に入ろう、とする手段が…。
    普通営業は、こちらからしません…w
    間に合った、という点ではよかったのかも、です。

    最後には、道案内して客を連れてくる猫の謎も
    ちゃんと解き明かされてました。
    なかなかな猫様です。

  • 珈琲とおいしいお菓子を食べさせてくれるその店は、神様が経営している……?なんとなく村山早紀さんを想起するような感じでした。青谷真未さんにしてはいいひとすぎるような気も(笑)。

  • あまり神様が神っぽくなく、目的も人選も良く分からないんですけど、設定に深い突込み入れなければ気軽に読めて良い感じ。
    ただこれという何かが無く、ありがちな設定でもあるので、ちょっと物足りない。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

青谷真未(あおや まみ)
『鹿乃江さんの左手』で第二回ポプラ社小説新人賞・特別賞を受賞し、同作でデビュー。
著作に『恋する弟子の節約術』『水野瀬高校放送部の四つの声』などがある。

「2022年 『今日からお店始めます! ~昭和の小さな雑貨屋さん~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青谷真未の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×