灼熱の瞬間(とき) (ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
3.63
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本棚登録 : 28
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576190730

作品紹介・あらすじ

仕事上の事故で片腕を失った女性消防士アン。その判断をした同僚ダニーとは、事故の前に一度だけ関係を持っていて...この恋の行方は?

感想・レビュー・書評

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  • 消防士として活動するヒロインとヒーロー。
    しかし火災現場でヒロインは片腕を切り落とすことになり、ヒーローは重傷を負う。
    その後ヒーローは消防士に復帰するもヒロインは退職し火災検査官となる。

    ヒロインはもう少しヒーローを信じてほしかったな。
    母親の件といい目の前しか見えていない感じがちょっと残念。
    その母親との和解シーンはとても良かった。
    父親の呪縛から解き放たれた。

    犯人が意外な人物で全く読めませんでした。ただ黒幕は未だ捕まらずなので次作に期待かな。
    次作のヒーロー候補がたくさん居て誰なのか楽しみ。

  • 図書館の本 読了

    内容紹介(BOOKデーターベースより)
    〈 ブラック・ダガー 〉 シリーズで大人気 J・R・ウォードの待望の新シリーズ !
    事故に遭い、絶体絶命の危機に陥ったアン。
    かつて一夜をともにしたダニーに救われるが……
    一夜をともにしたけれど、曖昧な関係のままの消防士アンとダニー。
    ある日火災現場でアンが瓦礫の下敷きになり、命を救うため、ダニーの決断によって腕を切断する羽目になる。
    消防士としての未来を奪われ、失意の底に沈むアン。一方のダニーも、大切な女性を無傷で救えなかった罪悪感から、荒れた毎日を送っていた。
    10カ月後、火災検査官となった彼女は、ある大企業の不審な連続火災を調べはじめたとたん身の危険を感じる。
    ダニーが手を差し伸べようとするが、同情されたくないアンは…

    いきなりショッキングな場面からスタート。
    腕切ってくれって、すごい精神力だけど、そのあとの強さの方が頭が下がる。
    アンがバランス言い分ダニーがはちゃめちゃに見えるけど、あれが普通の人の反応だろうなぁ。
    スートがかわいい。
    シリーズになるならスートも又でてくるかしらね?
    アンのお兄ちゃんもちょっと注目。この人もバランス悪いんだよなぁ。

    Consumed by J.R.Ward

  • ブラック・ダガーシリーズの作者という事で読んでみたけど、ヒロインの腕を斧で切断!の場面からもうアウト。文体とストーリーは合ってると思うし意欲的な作品とも感じるけれど私は感情移入も出来ず無理でした。
    残念。

  • 消防士・アンは崩れかけた現場の中、腕を挟まれ脱出出来ずにいた所、助けに来た、一度だけ関係を持った同僚ダニーに腕を切断するよう懇願する。ダニーは瀕死の重傷を負いながらもアンを助け出した。10ヶ月後、火災捜査官として、アンは初めての任務でかつて腕を失った現場を調査する。腕と天職を失っても前に進み続けるアンがカッコいい!現場に復帰したが、後悔と罪悪感で自暴自棄になっていたダニーの描写は痛々しかった。初めて義手を付けていない腕に触れるシーンが印象的だった。事件については完全な解決に至っていないのが心残り。今後が気になる隊員もたくさん!面白かった!

  • 火災現場で左腕を切断した消防士のアンとその現場での当事者ダニーとの喪失から再生までの話。あとイヌ。現場でアンの腕を切断しなければならなかったダニーはその後荒れまくり。一方アンは喪失感を抱えながらも前に進んで火災調査官として働き始める。
    単なるロマサスではなくPTSD、家族の問題とかジェンダーギャップとかウォード先生色々詰め込んでますが一気読み。アンとダニーのふたりがなかなか素直にならなくて、でもお互いに愛してるのにあーもう!となりながら終盤へ。とにかく、ヒーローとヒロインの心情が読者にはダダ漏れでお互いに好きなのに大事に思ってるのにあぁぁぁぁ〜も〜ってなります。

    放火犯とか捕まらない大物とか、ちょっとザツな感じはあるもののたぶんシリーズに続くってことなんでしょうね。二見さんよろしく〜。
    次は兄ちゃんかな?それともチャベス君かな?

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著者プロフィール

J.R.ウォード   J.R.Ward
ロー・スクールを卒業後、ボストンの健康センターや国内の医療センターにチーフ・スタッフとして長年勤める。
そのかたわら、ロマンス小説を書きつづけ、2005年に発表した『黒き戦士の恋人』が全米で空前の大ベストセラーとなる。
現在は夫と愛犬のゴールデン・レトリバーとともにアメリカ南部に在住。

「2019年 『灼熱の瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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