- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576190730
作品紹介・あらすじ
仕事上の事故で片腕を失った女性消防士アン。その判断をした同僚ダニーとは、事故の前に一度だけ関係を持っていて...この恋の行方は?
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
消防士・アンは崩れかけた現場の中、腕を挟まれ脱出出来ずにいた所、助けに来た、一度だけ関係を持った同僚ダニーに腕を切断するよう懇願する。ダニーは瀕死の重傷を負いながらもアンを助け出した。10ヶ月後、火災捜査官として、アンは初めての任務でかつて腕を失った現場を調査する。腕と天職を失っても前に進み続けるアンがカッコいい!現場に復帰したが、後悔と罪悪感で自暴自棄になっていたダニーの描写は痛々しかった。初めて義手を付けていない腕に触れるシーンが印象的だった。事件については完全な解決に至っていないのが心残り。今後が気になる隊員もたくさん!面白かった!
-
火災現場で左腕を切断した消防士のアンとその現場での当事者ダニーとの喪失から再生までの話。あとイヌ。現場でアンの腕を切断しなければならなかったダニーはその後荒れまくり。一方アンは喪失感を抱えながらも前に進んで火災調査官として働き始める。
単なるロマサスではなくPTSD、家族の問題とかジェンダーギャップとかウォード先生色々詰め込んでますが一気読み。アンとダニーのふたりがなかなか素直にならなくて、でもお互いに愛してるのにあーもう!となりながら終盤へ。とにかく、ヒーローとヒロインの心情が読者にはダダ漏れでお互いに好きなのに大事に思ってるのにあぁぁぁぁ〜も〜ってなります。
放火犯とか捕まらない大物とか、ちょっとザツな感じはあるもののたぶんシリーズに続くってことなんでしょうね。二見さんよろしく〜。
次は兄ちゃんかな?それともチャベス君かな?