宵坂つくもの怪談帖 (二見ホラー×ミステリ文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576211305

作品紹介・あらすじ

怪談実話作家の宵坂白が八王子の山中で拾った、記憶を失った叶井晴翔。彼の目には多くの霊の姿が見え、恐怖に慄くが白にとっては、ネタ集めのためにも有用な存在だった。彼が持っていたのは料理づくりの記憶と財布や石ころの入ったリュックのみで、雛青山の宵坂家に住み込みで働くことになった叶井だったが、宵坂家は少女や白猫の姿でうろつく家神のイナリ、半ば座敷童子と化した丁稚の霊・留吉、たまにやってくる白の叔母・紫乃とにぎやかで、次第に落ち着きを取り戻し、自分のことを調べはじめるが――
実話怪談界の実力派作家によるホラー短編連作集!

感想・レビュー・書評

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  • 微妙

  • ゾクゾクするようなホラー感はなかったけど、穏やかな気性のハルトくんがいい雰囲気だった。

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著者プロフィール

東京都八王子市出身。ルポルタージュ的手法で怪異の体験者と場所を取材し、
これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。近年は怪談の語り手としても活動。
怪談の著書多数。小説も少々。日本推理作家協会会員。怪異怪談研究会会員。

主な著作に『八王子怪談 逢魔ヶ刻編』『八王子怪談』「一〇八怪談シリーズ」
「実話奇譚シリーズ」(竹書房)、『迷家奇譚』『少年奇譚』『少女奇譚』
(晶文社)、『東京をんな語り』(KADOKAWA)、『宵坂つくもの怪談帖』
(二見書房)、『実話怪談 でる場所』『出没地帯』(河出書房新社)他多数。

「2023年 『家怪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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