心残り繋ぎ屋 白羽骨董店に想いは累ねる (二見サラ文庫)

  • 二見書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576240008

作品紹介・あらすじ

この想いを届けられなかったあなたへ。繋ぎ屋・由利に振り回されながらも樹はものに込められた声の行き場を探し出す。心温まる物語。

感想・レビュー・書評

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  • 亡き祖父の骨董店の整理をする樹は、品から声が聞こえる。同じく生者ならざるものの声が聞こえる由利。料理上手の強面刑事の百目鬼。
    3人とも違う形で、やさしい。
    五つのオムニバスですべてに死者が出てくるが、ホラー感は薄く柔らかい物語。
    五つ目の話の物に宿る思いが「花嵐」や「滝の近く」と喩えられて「想いのシャワー」を浴びる様子を思い浮かべるのは、涙を誘う。
    悲しいことが根底にあるけど、少し心が暖かくなる話ばかり。読後は優しい気持ちになれた。
    シリーズしないかな、、、。

  • じわっといい話。読後感が良い。シリーズで続くのかな。
    コワモテで料理の上手い百目鬼のせいでお腹が空いてきます。アイスも食べたくなります。

  • 幸せな気分で読み終えた。

    百目鬼刑事のおかげかな?

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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