- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577002087
感想・レビュー・書評
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6年生への読み聞かせに持っていった。
あえてあとがきを読んでから読み始めた。
じっくりと聞いてくれる子、突っ込みを入れる子、反応は様々だった。
でも最初のあとがきの部分は物凄くよく聞いてくれた。
それぞれにアンパンマンの原点に想いを馳せてくれたらなと思う。
担任の先生が一番考えさせられていたようだけど。
子ども達にはどう伝わったかな。
一度読んだだけでは伝わらないかもしれない深い根っこの部分にいつか気付いてくれるかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3歳2ヶ月息子
昔の絵のアンパンから入ったので、怖がったりもなく。顔がないまま飛んでたり大人からすると、びっくりを超えて恐怖があるが、そこらへんは平気そうなのが不思議。 -
アンパンマン
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むかしよんだもの。アンパンマン誕生の絵本。わが子はアンパンマンに興味がないのでよまないかなぁ。
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1976年発行の『あんぱんまん』。
一番最初のアンパンマンには、今のアンパンマンとは少し違った味がありますね。
アンパンマンの原案を、こんなの売れるわけないと嫌った大人の気持ちもわかるし、アンパンマンを絶賛支持した子供の感性はすごい。
顔を食べさせるという献身と自己犠牲と、顔がなくなっていくことや、代替の顔にすげ替えられることへの違和感や恐怖。感動も物議もひっくるめて、アンパンマンが今も愛される理由になっているのかなぁ。面白いです。
アンパンマンの存在が当たり前になった今、初期のあんぱんまんは子どもたちの目にどう映るでしょうか。気になります。
見開きのわかりやすい絵柄。読み聞かせにも向いていると思います。 -
アンパンマン大好きな次男が選書。当時のアンパンマンが手足が長くスレンダー。今現在の姿とかなり違っていて驚きましたが、次男にとっては些細なことなのか、こちらのアンパンマンも変わらず愛している様子。あとがきにあった作者のヒーロー論には納得。満身創痍になりながらも皆のために空を飛び続ける姿には大人にとっても惹かれます。
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たぶん、あんぱんまんで一番いい話って、この第一作なんだろうな。戦争中の体験から、やなせ氏はこの本を書いたという。アニメの子どもに向けた牧歌的なイメージからは、意外なほどの深さを感じる。いや、だからこそ、うったえかけるのか。俺、あんぱんって、そんなに好きじゃないけど、すごくおいしそうに見えた。
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初期のあんぱんまん?
やなせたかしさんの後書き、愛の溢れた人だな、と思いました。
ジャムおじさんがタバコを吸ってるのがシュールだった。 -
なんかわたし、漫画の一番最初のはみたことあるんやけど絵本のあんぱんまんはこれが一番最初よね。
あとがき見たけど、飢えがすぐ近くにあった頃にできたキャラクターで、それを癒してくれるというなんとも野性的な正義の味方が、今になってもここまで子どもたちの心を掴んでいるというのはすごいことだよね。
正面顔が好まれる絵本の世界で、やなせたかしは主人公の顔を欠落させるというものすごい挑戦的なことをやったんやと絵本の先生が言っておった。
昔読んだ初期の漫画のも顔全部食べさせてたけど、最近は全部は食べさせてないのかな。
息子は今(7・8か月)は絵本と見るやなんでも関係なく欲しがり大興奮するのであんぱんまんだからどうこうではなかった。