やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)

  • フレーベル館
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本棚登録 : 585
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577003022

感想・レビュー・書評

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  • 本当に本当におすすめの一冊。何度読んでも涙ぐんでしまうのですよね。
    アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんの作品です。

    みなしごライオンの子ブルブルが、母がわりのムクムクという犬に育てられ……。

    やなせさんの作品と言えばアンパンマン、アニメの印象が強いかもしれません。他にもたくさんのお話を書いておられます。愛情あふれる素敵なお話です。

    “子ライオンの満たされた気持ち”と“母の子どもをまるごと受けとめて愛する気持ち”が表情によ~く表されているのですね。
    やなせさんは子どもの時に両親を失くされています。でも絵を書いている時がとても幸せだったとか。
    戦争体験も含め、様々な思い、経験が作品の背景にあるのかと思います。
    やなせさんの心のあり方が、きっと絵本を通して伝わってくるのでしょうね。

  • アンパンマンでしられるやなせさんの絵本。やさしいタッチの絵柄とおはなし。最後はちょっとかなしいね。

  • 何回読んでも胸が締め付けられる作品。
    やなせさんの考える優しさと寂しさ、悲しさが詰まってる作品。
    母親を思い出し逢いに行き駆け付けたとき、母親は今にも死にそうなほどヨボヨボしてた。さいごはライオンの背中に乗って〜という少しホッとする終わり方。
    故郷を離れて生活する人、家族が大切な人には胸にくると思う。

  • 涙が出るほど優しくて悲しいお話だった。ライオンといえば凶暴で強いというイメージだが、愛があればこんなに優しいんだよというやなせさんのメッセージが伝わった。全力で愛することとはとても尊いこと。最後の銃で撃たれるところはライオンの運命を感じてとても切なくなった。
    14/05/28

  • 2年生の朝の読み聞かせで読みました。
    やなせたかしって知ってる!それにとってもかわいい絵!ブルブルだって。ムクムクだって。へんなの~って感じで、最初はみんなウフウフくすくす笑って聞いていましたが、突然の結末に子供たちが全員しーん。かなりショックだったようです。私も涙をこらえて読みました。
    ちりんの鈴もそうですが、やなせさんてこういうシビアな話も書かれるんですね。
    考える力が出てきた子供たちに。

  • 優しくて悲しい本でした。

  • 子どもの頃、強烈に惹かれて繰り返し見ていた絵本。
    どこか物悲しい色彩、表情。

    ただ2、3歳児に読み聞かせると、やなせたかしの強烈な原画にアンパンマン好きの子どもたちもたじたじ。
    恐い、可哀想と泣く子から、執拗に見たがる子と反応は様々でした。

  • みなしごのライオンを一匹の雌犬がお母さんのかわりに育て、やがて2人は離ればなれに…そして…。
    読むと絶対泣いてしまう。だから泣きたいときに読んで、そしてこの絵本から愛を感じるのも良いかもしれない。

  • お母さんの優しさと、それを忘れない子供のちょっと悲しいお話です。最近は改訂版なのか、だいぶお母さんの愛情が簡略化されてしまいました。それでもこのお話は初版の頃から大好きです。もちろん映画も。
    by まりさん

  • 言葉を失う作品。

    絵のタッチの素晴らしさもさることながら、ストーリーは善悪の枠組みを飛び越えて、生きるとは何かを問いかけてくれます。子どもだけでなく大人まで繰り返す意義のある本です。

著者プロフィール

やなせたかし
1919年生まれ、高知県出身。百貨店宣伝部にグラフィックデザイナーとして勤務の後、漫画家・絵本作家として活動を始める。絵本の作品に『やさしいライオン』『チリンのすず』『あんぱんまん』(フレーベル館)など多数。2013年永眠。

「2019年 『アンパンマンと もぐりん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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