- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577003091
感想・レビュー・書評
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小猿を助けたアンパンマンが湖の近くへ行くとそこには怪獣がいて…。
初期のアンパンマン。
ちなみに『あんぱんまん』という絵本と似ているけど違う物語。
【ママ評価】★★★
大型の絵本で絵も文も読みやすい。
字が大きいし、絵が全体的に大きく太い線で描かれている。
「それいけ!アンパンマン!」と自分で言っているのがなんだか面白い。
アンパンマンが‘死にそうなくらいひもじい人にじゃないと顔はあげれない’と明言していて、やっぱりそういう設定だったんだなあと思った。
アンパンマンの顔を‘僕にも食べさせて〜’と言ってくる小猿たちにイラッとした。
身を削って顔を与えるアンパンマンに対して、美味しそうだから食べたいと湧いて出てくる小猿。
何もせずタダで欲する厚かましさというか。
平和な世界だけど、珍しく嫌な感じがした。
あと、背表紙でウインクするアンパンマンがなかなかブサイクで思わず笑ってしまった。
言葉は悪いけど、ブ男のウインク感がすごい。
個人的に記憶に残るブサウインクだった。
【息子評価】★★★
アンパンマンシリーズにしてはそんなにハマらず。
同じような話を紙芝居でも読んだことがある気がするけど、それもそこまでハマっていなかったような記憶がある。
やっぱりアニメに近い、新しい絵本の方が好きなのかも。
怪獣の悪者が‘久しぶりに人間を食べた’‘小猿ばかり食べてて飽きてたところだ’的なことを言っていて結構怖いこと言うな…と思ったけれど、そこまで怖がっている様子はなかった。
「ぺっぺっぺっ」という擬音に唯一反応したかな。
2歳8ヶ月詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2y
図書館で見つけて自分で借りる!とカウンターへ持って行った絵本。
実家で初代アンパンマンの絵本を見つけてから興味津々な様子。
現代アンパンマンとは少し異なるけど、何度も開いて読んでいました。
何か感じてくれたかな? -
アニメとは全然違う感じでした。
以前、新聞か何かの作者の記事で「お腹を満たすこと。これだけは絶対に正しいことです」みたいなことが書かれていたのを思い出しました。
この本のアンパンマンはお腹を空かせてひもじい思いをしている子どものためにあんパンを届けに行くだけで、誰かを倒すという行為、戦うという行為はしないだろうなと思いました。 -
記録
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「あんぱんまん」と興味深々でした。話の内容はまだ分からなかったです。ちょっとまだ早かったようです。
1歳8ヵ月 -
図書館にて。
初期の頃のアンパンマン。
表情が豊かで絵に迫力があって、顔ごと食べられるアンパンマンがすごくいい。
やなせさんオリジナルの絵本をもっと娘と読んでみたい。 -
テレビアニメのイメージと違ったようで、年中の娘は??となっていたみたい。優しさは伝わってるといいな。
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ひもじい思いをしている子のところに飛んで行く。原点。
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悪いことをしている相手をヤッツけるだけが正義じゃない。
困った人を助けるのも正義だよ。
やなせさんが、そう語りかけている気がします。
アンパンマンを見て育った子ども達がアンパンマンで学んだ正義の心を持っていてほしい。
そして私も含めて、かつて子どもだった人達もアンパンマンから学んだ正義の心を忘れてはいけまなせんね。
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