- Amazon.co.jp ・本 (59ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577030851
作品紹介・あらすじ
一年生になったばかりのハルオ。ある日、学校にへんてこな手紙がとどきます。「おともださにナリマ小」って、書いてあります。いったい、どんな意味でしょう?そして、だれがなんのために書いたのでしょう?じつは、ハルオだけが、そのわけをしっていました。
感想・レビュー・書評
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親の目論見どおり、ユニークなタイトルに惹かれて子どもが自ら読んでくれました。
文字は大きめ、展開の気になるストーリーで、小学校低学年向けの読みやすい絵本です。
人間の子どもたちが常識だと思っていた見なりが、化け損ねているキツネ達の姿を見て逆に感化されていくところがおもしろいです。
キツネの書くへんてこな文章は、漢字を覚えたばかりの子どもが楽しんで解読してくれそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
きつねのじがおもしろかった!
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みにぴ 2011.04.23
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2022-073年生
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なるほどなるほど。ちとさの逆転。きつねの子供たちもゆかいね~
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1年生のハルオが学校に着くと、友達の様子がなんだかいつもと違う。ハルオは、間違えてキツネの学校に来てしまい、そこでキツネたちは、人間の姿に化ける宿題をしていたのだ。数日後、ハルオの学校のみんなのもとに手紙が届くーー「おともださにナリマ小」。「ほんじつ、こちらえ、ごえんそく、くだちれば、わた九しども、みなちまの、すが田にて、せえっぱい大かんゲいた四まス。」キツネと人間の子どもたちが友達になる、その始まりを描いた物語。
どこか抜けていて、姿も言葉も完璧には人間に化けられないキツネたちが可愛い。自分たちに化けたキツネに会いに行く、子どもたちのワクワク感もよく伝わってくる。彼らの友情の始まり方は不思議で楽しい。挿絵も温かい。