さかな1ぴきなまのまま (佐野洋子の本)

著者 :
  • フレーベル館
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本棚登録 : 133
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577035337

作品紹介・あらすじ

「ごえんがあったら、またね」-ともだちをさがしに、たびにでる、ねこのおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • 「「ごえんがあったら、またね」-ともだちをさがしに、たびにでる、ねこのおはなし。」

  • 比較的長いお話だったが、気にって何度も読んだ。

  • 笑う人はたしかにいるのだけど、
    うっとうしく優しくそばにいてくれる人もいるのだ。

    佐野洋子はどれを読んでも外れがない。

  • 分かるんだけど、描き切れていない。友達ってこういうこと?いやなところもあるけど、いつもいるみたいな。作者のあとがきってこういうばあい、あざといかんじがする。「物語」を説明してはいけないのでは。

  • 14分くらい。
    おばあさんと一緒に住んでいるのは、男の子の猫。
    ある日猫は、友達を探しに出かけて行きます。
    そこで出会った一匹のヘビ。猫は、ヘビとは友達になれないと
    思って、ヘビから離れようとします。

  • 佐野洋子
    出会いって不思議

  • ねこの男の子が友達をさがしに出る。理想の友達ってなんだろう? 彼の迷いっぷりが共感を呼ぶ。ただし大変長いので、読み聞かせにはどうか。14分ほど。

  • ある日、ねこの男の子が友達を探しに出かける。
    だけど、仲良くなりたいと思った素敵なねこの女の子は、血統書つきで相手にしてくれない。最初に出会ったヘビとはあんまり友達になりたくないんだけどな。。っていうお話。
    このねこの男の子はとても他人の目を気にしていて、ほんとに見る目がない、笑
    友達になろうと寄ってくるヘビが親切にしてくれたことに、ようやく気付いて仲良くなるのは最後の最後、笑
    自分たちの周りにもヘビはいるかもしれない。

  • 絵の具がはみ出したようなタッチのコワかわいい猫。表情があるようなないような顔つきに、心地よい距離感を覚える。 友達を探しに 、おばあちゃんを置いて家を出て行き、誰かに出会い、避けたり避けられたり、傷ついたり、怖い思いをしたり、助けられたり、、、

    欲しくても手に入らないものと舞い込んでくるもの、去ってしまった何かとまた来るかもしれない何か、 誰かにしてもらうこととしてあげること、、、子供の小さな世界の物語のようで、一生繰り返し出会い、考えさせられていくテーマかも。言葉のやりとりも、みかけよりも高度。スルメのように噛むごとに味が出てくる大人の本なのかも。

  • ずっと気になっていた1冊。
    やっとこ読みました。
    さのようこさんの本は大人になると、なおいいよ。ってよく言われているけど。
    うんうん。大人だからこそわかることが多い気がする。
    「時をともに分ち合う事が友情」
    あーーーしっくりくる!すっきり!!

  • あの子と友達になったきっかけってなんだろう。そんなことを読み終わって思った。

  • 友だちになるきっかけの不思議さを感じさせてくれる。

  • 佐野洋子さんの絵は油絵でも佐野洋子さんの絵だった。


    へびさんの粘り勝ちかね。
    そうね、友達にも理想ってあるのかもしれない。
    でも、理想でできるものじゃないよね、友達って。

  • 購入日:----/--/--
    読了日:2010/10/29
    図書館内で。

    おばあさんといっしょに暮らしているネコ。
    友達を見つけに出掛けるけれど、綺麗なお姉さんネコには相手にされず、別に会いたくないのに何度も出会うのは紐みたいなヘビだけ。
    ヘビなんか友達にならないと思ったけれど…黒いもやもやから逃げられたのもヘビのお陰。
    おばあさんの家に一緒に帰って、ヘビにご馳走するのは生のお魚。
    友達も大切だけど、正体不明の黒いもやが怖かった。
    絵がちょっと不気味。

  • これは、というか佐野洋子さんは高学年向きかなー。

  • 息子の学校の読み聞かせ用。

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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