だってだってのおばあさん

  • フレーベル館 (2009年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784577036495

作品紹介・あらすじ

だってわたしはおばあさんだから。それが口ぐせのおばあさん。99歳の誕生日にろうそくがたりなくて、おばあさんは5歳になりました…。だってわたしは5歳だもの! 新しい生活がはじまります。

みんなの感想まとめ

年齢を重ねることの意味や、心の若さをテーマにした物語が描かれています。99歳のおばあさんが、誕生日に5本のろうそくしか立てられなかったことをきっかけに、心の中で5歳の自分を取り戻し、新たな生活を始める...

感想・レビュー・書評

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  • 「だってだって」がネガティヴワードからポジティブワードに変換された!
    99歳の誕生日に5本のろうそくしかたてられなかったアクシデントのおかげかな。
    そう、一緒にすんでいるねこのおかげ。
    私も年齢を言い訳にせずに、楽しくチャレンジしていこう。童心に戻って。
    ほっこり絵本だった。

  • 児童館にて。
    5歳のネコと99歳のおばあさんのお話。
    これ、子供向けというよりアラフォー(とも言い難くなってきた年の)我が身に沁みるお話でした。
    私のおばあちゃん(99歳)にも読んであげたいなぁ!

  • 読んでる本人がおばあさんなので、

    でも、このおんなじ場所で、読んだわ。その時は初めてだったけど。
    これで2回目。同居の猫ちゃんがろうそくをってかわいい。
    それにのって、元気になるおばあちゃんもかわいい・・・

    かわいいおばあちゃんには多分なれない…

  • タイトルにある、だってだって。

    言い訳するときの文句なので、そんなイメージをもちながら読み始めました。


    “だってだって”は 
    99歳になるおばあさんの言い訳文句ではあったのですが、いい意味で期待を裏切られこのお話しの虜になりました。


    おばあさんのジャンプ、是非みて下さい。
    99歳には思えないような少女のような軽やかさがある大ジャンプ、パワーを感じました。
    着地のことを思うと少し心配になるくらい。笑


    最後のネコくんの一言が、また良い。笑
    100万回生きたねこもそうですが、さのようこさんの絵本はとってもすてきだなとしみじみ。

    ネタバレしてしまっても、期待を裏切らない一冊だと思うので、気になる方はぜひ。


    きっと、読み終えたあとはお顔が綻んでいると思います^^

  • 98歳のおばあちゃんといっぴきのねこ。
    げんきなねこは、毎日まいにちおばあちゃんを魚釣りに誘います。
    だけど・・・
    だってわたしは98だもの。といってばかりのおばあちゃん。

    99さいの誕生日に。
    ねこは頼まれたろうそくを落としてしまいます。
    のこった5本のろうそくに火をつけてお祝い。
    5才の誕生日おめでと~。

    次の日から
    だって5さいだもの。あらそうね。5さいだった。
    と、いろんなことにチャレンジ!
    楽しいお話。
    最後のおちもよかった。

    99才で94年ぶりに かわを跳び越す絵は最高!
    ブラボー!!!

  • 敬老の日にちなんで、おじいちゃんやおばあちゃんの登場する話を読んでいる今日この頃。
    さのようこさんの手にかかると、かくも楽しくなるという一冊。
    高学年から大人向け。約10分。
    これはもうとにかく面白いの。

    タイトルだけ見ると、いつも言い分けばかりしている往生際の悪いおばあちゃんを連想する。
    序盤は確かにそうなのだが、後半は大変貌を遂げる。
    それは誕生日のケーキに飾るろうそくが、99本から5本になってしまったからだ。
    お遣いに行った猫が、94本もあわてて落としてしまったというわけ。
    5本のろうそくを立てて数え、おばあちゃんが言った言葉が笑ってしまう。
    【ことし わたし 5さいに なったのよ】!!!
    さぁ、ここからおばあちゃんんのぶっとびの人生の幕開け。

    前半はずうっと下を向いても物悲しげだった表情までが、すっかり明るく変わっている。
    そして身体までが軽くなっている。
    そんな、バカな。。と思いながら爆笑である。
    ラストの一ページの猫との会話まで洒落てて、読んだ後の爽快感がたまらない。

    そう、何事も気の持ちよう。
    やりたいことがあるなら、年なんて気にしないでどんどんやっておきましょう。
    さのさんの、そんなメッセージがしっかり伝わってくる。
    【あとがき】も笑えるので、ここも読み飛ばさずにね。
    脇役の猫が、それはそれは良い味をかもし出している。
    毎日帽子をかぶって長靴はいて、釣竿もって釣りに行く5歳の猫。私も欲しいぞ。
    一緒にケーキを食べる猫ならいるけど。

  • 〝ある処に、小さなうちが在りました。この家には、お婆さんと1匹の猫が住んでいました。猫は元気な男の子でした。猫は毎日、帽子を被って、長靴を履いて、釣り竿を持って、魚釣りに行きました。猫は毎日 「お婆さんも、魚釣りにおいでよ」と誘いました。お婆さんは「だって、わたしは98だもの。98のお婆さんが釣りをしたら、似合わないわ」と、断りました…〟 「お婆さんだから」 それが口癖でしたが、99歳の誕生日に猫に頼んだ蝋燭の数が足りなくて、お婆さんは5歳になりました!・・・・・「だって、わたしは5歳だもの!」 猫とお婆さんの新しい生活が始まりです!

  • だっておばあちゃんだから…と、諦めてしまわずに生きていきたいです。大人が読んでも、素敵な絵本です。もしかしたら、大人にこそ読んでほしいと思っていたかな、佐野さんは。

  • 絵が温かい。
    発想の転換。

    • pafu5737さん
      孫達には私は100歳と言ってあります。
      孫達も大好きな絵本です。
      孫達には私は100歳と言ってあります。
      孫達も大好きな絵本です。
      2021/04/25
    • しょうさん
      良いですね。
      良いですね。
      2021/04/25
  • ストーリーの広がり方が大好き!
    おばあさん、どんどん花開いていく姿が読んでいて爽快だった。
    息子と一緒にページめくるたび大笑い。
    魚のくだりではげらげら笑った。
    ねこくんやおばあさんの表情もとても魅力的。
    だって、もこんな文脈で使われたら、十分魔法の言葉になれることを知った。

  • 私は絶対に「もう○○歳だから」って言いません❗
    来月還暦だけどw

  • これも読み聞かせしてもらった絵本❣️
    年齢は数を重ねただけ!という言葉、この本読んだらそう感じざるを得ない、私も新しいこと、やりたいこと、年齢のせいにせず、これからどんどん楽しんでやってみたい❣️

  • 尊敬する年上の友だちに勧められて購入。
    98歳のおばあちゃんは、ねこにいくら誘われても、だってわたしは98歳だもの、と言って冒険はしない。「こうあらねばならない」という固定観念に縛られているという暗示(暗示でもないけど)なのだろう。98歳には良いこともあって、ケーキを作るのがすごく上手。「98歳のおばあちゃんは、ケーキを作るのが上手なものよ」と、本人はお手の物。ねこにろうそくを買いに行かせるが、途中トラブルに巻き込まれた(?)ねこは、ケーキをたったの5本しか持って帰らない。
    個人的にはこのときの切なそうなねこの様子がとても好き。感情移入して泣きそうになります。小さい頃って、こういう取り返しのつかない失敗をたくさんするよね。そしてお父さんやお母さんに苦い顔をされながらも許される、みたいな。そんな経験をみんな思い出すんじゃないかな。
    さておばあちゃんは、5本のケーキでお祝いして、5歳になった気分になる。5歳だと思えば、だって私はおばあちゃんだから・・・とやろうとしなかったことにもチャレンジしてしまう。固定観念に縛られなければ、新しいことにもチャレンジできて、楽しいこともたくさん!
    始まりも、終わりも好きです。とても楽しい絵本です。

  • 佐野洋子さんの個性はまぶしい

    でも絵本はやさしい
    絵が好き
    言葉も好き

    あとがきで
    「おばあさんは一番たくさん子どもの心を持っている」と

    ≪ おばあさん だって五さいに なれるもの ≫

  • 子供の頃は迷いなくできてた事が大人になるとできなくなったりする。経験?諦め?時間?
    この物語に出てくるおばあさんは、ある出来事がきっかけに、チャレンジできるようになる。
    できないっていう思い込みを取り外そう!って元気でた。

  • だってだってと何かを言い訳に挑戦したり経験してみることをやめてしまうより、とりあえずやってみるとそこで新たな感情を感じたり発見したり、自分の世界が広がり日常が豊かになるというお話。

    一度きりの人生、自ら足枷を嵌めないようにしたい。

  • 「だって」ということばも明るく言える!?
    自分の考え方次第、生活も身体もイキイキするって
    こういうこと。さすが佐野洋子氏、哲学的だがおもしろい。

    ★引用
    ・おばあさんは とても おばあさんで
    98さいでした。
    ねこは げんきな おとこの ねこでした。

    ・5さいの おばあさんは
    94ねんぶりに かわを とびこえました。
    「5さいって なんだか とりみたい」

  • 98歳のおばあさんは魚釣りなんてしないけど,5歳のおばあさんなら何だってできる!とっても楽しいおばあさんの考え方.

  • 私みたいに
    もう無理も冒険もできないわ、
    だって
    この年なんだもの。
    とカチコチになってしまった人への
    エールでしょうか

    本を閉じた後
    ふふふ
    と心が軽くなりました。

    私もケーキに蝋燭5本たてて
    5歳ってことにしようかな(笑)

    ただ
    川をジャーンプするおばあさんには
    ハラハラしましたよー
    (骨折には気をつけてね)

  • わたしどうしてまえから5さいにならなかったのかしら、が大人の私の胸にささる。子ども達がもう少し大きくなったらまた読み聞かせて、どうしてまえから〇〇しなかったのしらっておばあさんみたいな気持ちになったことある?これを読んで自分の行動を変えてみたくなったことってある?という対話をしてみたい。

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著者プロフィール

佐野 洋子(さの・ようこ):1938年生まれ。幼少時代を北京で過ごす。62年武蔵野美術大学デザイン科卒業。73年創作絵本『すーちゃんとねこ』でデビュー。『わたしのぼうし』で講談社出版文化賞絵本賞、『わたしが妹だったとき』で新美南吉児童文学賞、『わたし いる』でサンケイ児童出版文化賞、『ねえとうさん』で日本絵本賞・小学館児童出版文化賞、『神も仏もありませぬ』で小林秀雄賞等多数受賞。『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』など。エッセイ集『わたしの猫たち許してほしい』『ふつうがえらい』『シズコさん』『役にたたない日々』『死ぬ気まんまん』など。2003年紫綬褒章受章。2010年11月逝去(72歳)。

「2026年 『はだか 谷川俊太郎詩集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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