だってだってのおばあさん

著者 :
  • フレーベル館
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本棚登録 : 1064
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577036495

作品紹介・あらすじ

「だって、わたしはおばあちゃんだもの」それが、くちぐせのおばあさん。でも、99さいのおたんじょうびに、ねこがかってきたろうそくは、たったの5ほん。つぎのひ、おばあさんは…。30年間愛され続けたロングセラー。全国学校図書館協議会選定図書。

感想・レビュー・書評

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  • 児童館にて。
    5歳のネコと99歳のおばあさんのお話。
    これ、子供向けというよりアラフォー(とも言い難くなってきた年の)我が身に沁みるお話でした。
    私のおばあちゃん(99歳)にも読んであげたいなぁ!

  • タイトルにある、だってだって。

    言い訳するときの文句なので、そんなイメージをもちながら読み始めました。


    “だってだって”は 
    99歳になるおばあさんの言い訳文句ではあったのですが、いい意味で期待を裏切られこのお話しの虜になりました。


    おばあさんのジャンプ、是非みて下さい。
    99歳には思えないような少女のような軽やかさがある大ジャンプ、パワーを感じました。
    着地のことを思うと少し心配になるくらい。笑


    最後のネコくんの一言が、また良い。笑
    100万回生きたねこもそうですが、さのようこさんの絵本はとってもすてきだなとしみじみ。

    ネタバレしてしまっても、期待を裏切らない一冊だと思うので、気になる方はぜひ。


    きっと、読み終えたあとはお顔が綻んでいると思います^^

  • 98歳のおばあちゃんといっぴきのねこ。
    げんきなねこは、毎日まいにちおばあちゃんを魚釣りに誘います。
    だけど・・・
    だってわたしは98だもの。といってばかりのおばあちゃん。

    99さいの誕生日に。
    ねこは頼まれたろうそくを落としてしまいます。
    のこった5本のろうそくに火をつけてお祝い。
    5才の誕生日おめでと~。

    次の日から
    だって5さいだもの。あらそうね。5さいだった。
    と、いろんなことにチャレンジ!
    楽しいお話。
    最後のおちもよかった。

    99才で94年ぶりに かわを跳び越す絵は最高!
    ブラボー!!!

  • 敬老の日にちなんで、おじいちゃんやおばあちゃんの登場する話を読んでいる今日この頃。
    さのようこさんの手にかかると、かくも楽しくなるという一冊。
    高学年から大人向け。約10分。
    これはもうとにかく面白いの。

    タイトルだけ見ると、いつも言い分けばかりしている往生際の悪いおばあちゃんを連想する。
    序盤は確かにそうなのだが、後半は大変貌を遂げる。
    それは誕生日のケーキに飾るろうそくが、99本から5本になってしまったからだ。
    お遣いに行った猫が、94本もあわてて落としてしまったというわけ。
    5本のろうそくを立てて数え、おばあちゃんが言った言葉が笑ってしまう。
    【ことし わたし 5さいに なったのよ】!!!
    さぁ、ここからおばあちゃんんのぶっとびの人生の幕開け。

    前半はずうっと下を向いても物悲しげだった表情までが、すっかり明るく変わっている。
    そして身体までが軽くなっている。
    そんな、バカな。。と思いながら爆笑である。
    ラストの一ページの猫との会話まで洒落てて、読んだ後の爽快感がたまらない。

    そう、何事も気の持ちよう。
    やりたいことがあるなら、年なんて気にしないでどんどんやっておきましょう。
    さのさんの、そんなメッセージがしっかり伝わってくる。
    【あとがき】も笑えるので、ここも読み飛ばさずにね。
    脇役の猫が、それはそれは良い味をかもし出している。
    毎日帽子をかぶって長靴はいて、釣竿もって釣りに行く5歳の猫。私も欲しいぞ。
    一緒にケーキを食べる猫ならいるけど。

  • だっておばあちゃんだから…と、諦めてしまわずに生きていきたいです。大人が読んでも、素敵な絵本です。もしかしたら、大人にこそ読んでほしいと思っていたかな、佐野さんは。

  • 絵が温かい。
    発想の転換。

    • pafu5737さん
      孫達には私は100歳と言ってあります。
      孫達も大好きな絵本です。
      孫達には私は100歳と言ってあります。
      孫達も大好きな絵本です。
      2021/04/25
    • しょうさん
      良いですね。
      良いですね。
      2021/04/25
  • ストーリーの広がり方が大好き!
    おばあさん、どんどん花開いていく姿が読んでいて爽快だった。
    息子と一緒にページめくるたび大笑い。
    魚のくだりではげらげら笑った。
    ねこくんやおばあさんの表情もとても魅力的。
    だって、もこんな文脈で使われたら、十分魔法の言葉になれることを知った。

  • 尊敬する年上の友だちに勧められて購入。
    98歳のおばあちゃんは、ねこにいくら誘われても、だってわたしは98歳だもの、と言って冒険はしない。「こうあらねばならない」という固定観念に縛られているという暗示(暗示でもないけど)なのだろう。98歳には良いこともあって、ケーキを作るのがすごく上手。「98歳のおばあちゃんは、ケーキを作るのが上手なものよ」と、本人はお手の物。ねこにろうそくを買いに行かせるが、途中トラブルに巻き込まれた(?)ねこは、ケーキをたったの5本しか持って帰らない。
    個人的にはこのときの切なそうなねこの様子がとても好き。感情移入して泣きそうになります。小さい頃って、こういう取り返しのつかない失敗をたくさんするよね。そしてお父さんやお母さんに苦い顔をされながらも許される、みたいな。そんな経験をみんな思い出すんじゃないかな。
    さておばあちゃんは、5本のケーキでお祝いして、5歳になった気分になる。5歳だと思えば、だって私はおばあちゃんだから・・・とやろうとしなかったことにもチャレンジしてしまう。固定観念に縛られなければ、新しいことにもチャレンジできて、楽しいこともたくさん!
    始まりも、終わりも好きです。とても楽しい絵本です。

  • 佐野洋子さんの個性はまぶしい

    でも絵本はやさしい
    絵が好き
    言葉も好き

    あとがきで
    「おばあさんは一番たくさん子どもの心を持っている」と

    ≪ おばあさん だって五さいに なれるもの ≫

  • 子供向けというより
    読み手の自分が背中を押される一冊

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐野洋子の作品

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