ジジはぼうしなくした: どこにあるかな? (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ 6)
- フレーベル館 (2012年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577039588
作品紹介・あらすじ
探すほど、帽子のかわりにつぎつぎ見つかるムナーリ・パパの遊び心。子どもからおとなまで。子どもとの会話がはずむしかけ絵本。
感想・レビュー・書評
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仕掛け絵本。ページをめくるとドアが描かれてるところをめくったりして、帽子を探す話の絵本。
仕掛け絵本でもシンプルな方で、小さい子供にはちょうど良いのかも^_^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[墨田区図書館]
おはなし会で利用された本らしい。絵本棚の上に三冊飾られていて目を引いた。大判の絵本で、いずれも仕掛け絵本。作者の名前になじみはなかったが、シリーズ名からして、"ブルーノ・ムナーリ"="仕掛け絵本"として有名なのかな?恐らく鮮やかな色使いとその独自世界の仕掛け絵本の世界において、"デザイナー"的発想で名を馳せているらしい??
途中からオチは見えたけど、「3わのことりのはなし」ほどの締めではないので、これだとやはり低学年向けかな?ただ探し回る要素がドタバタ感を醸し出すので、単にその探しもの雰囲気を楽しめるなら、ストーリー性関係なく学年問わず使えそうかも。
2012年に「トックトック―これだれかな?ドアをあけてごらん」、2015年に「たんじょうびのおくりもの」をそれぞれ読んでいて、読んだ時の年齢によってとらえ方は違うだろうけれど、いずれも同じような仕掛け絵本でそれぞれ楽しかったみたい。今回見かけたときには、よくある各ページにしかけがある絵本、ではなく、メインページの中に重複する扉や複数のしかけがある絵本、という感じで、「この発想なら作れそう?」と思ったから。いずれにせよ沢山の作品があるみたいだし、代表作とされている、「木をかこう」「きりのなかのサーカス」は、いずれも"読みたい"登録のままで未読みたい。この機会に読んでみるか。