かぜのかみとこども 新装版 (フレーベル館復刊絵本セレクション)

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  • フレーベル館
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  • / ISBN・EAN: 9784577040317

感想・レビュー・書評

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  • この話は、「行って帰る」お話の基本形ですね。
    瀬川康男の感覚って、どうしてこんなに新しいんだろう。惚れ惚れします。

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    「おとなたちが田んぼにでてしまった村で、子どもたちが遊んでいると、見知らぬ男がやってくる。男は子どもたちを乗せ、柿のなる山へと連れて行くが…。キンダーおはなしえほん1972年12月号初出の民話絵本。」

  • シリーズデザイン/桜庭文一

  • いたずら好きで気まぐれな南風にそうとは知らず声をかけられた村の子どもたち。柿や栗をお腹いっぱい食べられる場所に連れて行ってもらって置き去りにされた子どもたち。ひょんなことから南風のお母さんと出会います。お母さんはもう1人の息子、北風に村まで送らせます。かぜのかみに家族がいるあたり、かみとはいえ自由気ままで子どものようであるあたり、グッと親近感が湧きます。日本の昔話にでてくる神様ってそういうの多くないですか。

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著者プロフィール

1931年北海道小樽市生まれ。児童読み物・ノンフィクション作家。戦時下を描いたノンフィクションに『ボクラ少国民』シリーズ(辺境社)、『少国民の名のもとに』(小学館)、『アジア・太平洋戦争史』(岩波書店)、『戦時児童文学論』『靖国の子』(大月書店)などがある。

「2019年 『山中恒と読む 修身教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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