- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577042229
作品紹介・あらすじ
ゆきだるまのくにでみんなといっしょにたのしくくらしているスノーぼうや。あるひ、とおいひがしのくにからクルというゆきだるまがやってきました。たびのとちゅうでぼうしをなくしてしまったクルに、スノーぼうやはたいせつなじぶんのぼうしをかしてあげることにしましたが…4才ごろから。
感想・レビュー・書評
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2017年3月。。。1回目
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2016年度 1年生
雪だるまの男の子スノーぼうやが親切な心から帽子を貸してあげたつもりが・・・
返してもらえなくて悶々とした気持ちを抱えながら打開策を模索する。
子供達も「帽子を返して!って言ったらいいのに。」とは言ってみるものの相手を思いやる優しい心もあってスノーぼうやといっしょに悶々としながら聞いてくれました。
最後はなんとか丸く収まって、めでたしめでたし! -
ベルギー
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雪だるまの国ではみんな自分の帽子を被っている。
スノーぼうやも今ではみんなとすっかり仲良しに。
あるとき、遠いところから黒いマフラーをつけたクルという雪だるまがやってきた。
クルは酷い嵐で帽子が飛んでしまい、帽子がなくて落ち着かないと言う。
かわいそうに思ったスノーぼうやはそれなら少しの間だけ貸してあげると、自分の帽子を貸してあげる。
ところが何日かすると今度はスノーぼうやが帽子がなくて不安になってくる。
クルに帽子を返してと言うと、もう帽子がないと裸でいるように恥ずかしいから無理だと言われる。
帽子を返してもらえない、と悩んだスノーぼうやは物知りのアルフレッドに相談する。
アルフレッドはみんなを集めてスノーぼうやのことを話、これからは帽子がない雪だるまを見たら自分の帽子を貸してあげることにしよう。
みんなで協力し合おう、とまずは自分の帽子をスノーぼうやに貸してあげるのだった。
帽子をみんなで代わりばんこに被るというのは素敵な解決策だとは思うけれど、それ以前にクル自身がなくした帽子の代わりの帽子を作るなり探すなりすればいいと思う。
善意から他人に大切なものを貸したら帰って来なかった、ということを彷彿とさせる…。
そういう話ではないとは思うが。