勇気の花がひらくとき: やなせたかしとアンパンマンの物語 (ジュニア・ノンフィクション)
- フレーベル館 (2015年10月8日発売)
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感想 : 16件
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- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577043059
感想・レビュー・書評
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アンパンマン、侮るなかれ。
親が子どもに道徳や人生を教えるには持ってこいの教材と化していることが分かった。
テーマソング歌詞
「そうだ うれしいんだ
生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも」
この歌詞の部分は、
学校で嫌なことがあったり、家が嫌になったりと"胸が痛む"ことがあっても、生きているだけで幸せなんだよ、楽しいことは他にもたくさんあるんだよ、
と子どもに伝えられる良い例。
また自分の子どもには、困ってる人がいたら手を差し伸べてあげるような人になってほしい。
それにはアンパンマンを例に伝えることが分かりやすく、良い題材を手に入れた気分。既に0〜1歳児からアンパンマンを通して道徳に触れられていたことに驚いた。
本の前半部分は、戦時中の話が多いが、
暗くて悲しいだけの戦争本よりも、戦争のむごさ、寂しさ、悲しさ、怖さが伝わりやすいと思う。
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