うでのいいくつや (ウトピアおうこくのおはなし)

  • フレーベル館 (2018年3月9日発売)
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本棚登録 : 118
感想 : 6
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577045442

作品紹介・あらすじ

腕のいい靴屋が作る靴は、はきやすいと評判でした。でもその息子は、自分こそが国で一番の靴職人だと考えて…?

感想・レビュー・書評

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  • 王国の雰囲気が、伝わる絵が綺麗。靴の洒落た部分に気を向けて本来の機能の部分を忘れつつあるイデアを、遠くから見つめてリードするセンベルの職人気質な雰囲気がとても良いです。読み終わった後に表紙を見直すと感慨深い気持ちになる絵本。

  • 息子7歳12か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム◯
    その他

    本当によい靴とは?

    みための良い靴づくりにこだわる息子。
    くつを履く人のことをかんがえ、はきやすい靴づくりにこだわる寡黙な父。
    そんな二人のお話。

    靴の見た目よりも質を選んだ王様も素晴らしい。

  • 3歳~。クスッとする出だし、世界観、細部に至る書き込みの多さ、が好きです。

  • 図書館

  • はく人のことを考えて、ていねいにくつを作る‥こんなくつ、私も欲しい!!

  • 見た目よりも中身、仕事の本質について知ることのできる絵本。靴屋としての名声、売り上げ、仕事の質について考える良い機会。

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著者プロフィール

児童文学作家。1961年生まれ。徳島県鳴門市在住。鳴門教育大学大学院修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などをへて、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を行う。絵本の主な作品に『おこだでませんように』(小学館)、『Life(ライフ)』(瑞雲舎)、『ええところ』(学研)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)、『あなたの一日が世界を変える』(PHP研究所)、「いちねんせいの一年間」シリーズなど多数。2019年、新しい文学のスタイルにチャレンジした短編集『海の見える丘 あなたの未来へ贈る5つのものがたり』)(星の環会)を上梓。

「2020年 『5つの風の絵ものがたり(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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