弥生興亡 女王・卑弥呼の登場 (新・古代史検証 日本国の誕生)

  • 文英堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784578298014

感想・レビュー・書評

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  • 邪馬台国奈良説を前提に述べられている。
    同じシリーズの第二巻以降に比べると議論が粗い。より古い時代を扱うのだから仕方がないのかもしれないが、なぜその見解が妥当なのか、もう少し具体的な論証が欲しいところ。
    新しいストーリーを作ろうという意欲は感じられる。

    鼎談は、神話学者の吉田敦彦氏がいい味を出していて面白い。

  • 桜井市立埋蔵文化財センターへ「モモ」の種を見に行った翌日NHKの特番で銅鐸を作って叩き壊して見せたり、金印を入れた籠の封泥(ふうでい)を探すなどはでな演出をしていたのは著者だと思う。
    本は著作と鼎談からなり読みやすい。

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著者プロフィール

1933年、宮城県生まれ。
関西学院大学文学部史学科卒業、関西大学大学院修了。
兵庫県教育委員会、奈良県立橿原考古学研究所副所長を経て同研究所顧問、奈良県桜井市纒向学研究センター顧問、兵庫県立考古博物館名誉館長。
主な著作  『古墳文化出現期の研究』学生社、『邪馬台国の考古学』吉川弘文館、『アジア民族建築見てある記』小学館、『古墳時代を考える』雄山閣、『三角縁神獣鏡・邪馬台国・倭国』(共著)『邪馬台国の候補地 纒向遺跡』『邪馬台国とは何か』『古墳とは何か』『倭国乱とは何か』新泉社、『弥生興亡 女王・卑弥呼の登場』文英堂、『研究最前線 邪馬台国:いま、何が、どこまで言えるのか』(共著)朝日選書ほか多数。

「2019年 『邪馬台国時代の王国群と纒向王宮』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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