魯山人の料理王国

  • 文化出版局
3.73
  • (11)
  • (11)
  • (23)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 175
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579200771

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • DORAMAで。

  • 美食家として知られた、北大路魯山人のエッセイ集。表現が極端な箇所が散見され、目に麗しい文学作品とは決して言えませんが、食と美的感覚に対して妥協しない姿には清々しさを覚えます。

  • 「moto808」おすすめの一冊
    http://bookbookokitama.wordpress.com/2014/06/03/yorimichi014/

  • 魯山人翁の辛口のコメント集。ぴしりぴしりと美食のあるべき姿を語る。
    料理の本だと思ったのに、「材料9割」「まずいものは、どうしてもまずい」と一刀両断。
    山椒魚を食べた話には驚いてしまったが、とても楽しい一冊。

  • 破天荒と言える、食と器へのこだわりは参考を超えて痛快。

  • 読むご馳走って帯にそそられた。

    北大路魯山人先生が食について綴ったエッセイって肩書きだけど

    これは食っていうフィルター越しに覗く彼の人生訓です。

  •  魯山人先生、大概怒ってます。「噴飯ものである」「まことに笑止千万」「低級」「出鱈目」「恥知らずの言うことだ」(笑)エトセトラエトセトラ。でもこのキツイお言葉は主にテレビやラジオで料理の薀蓄をひけらかしている輩について述べたもので、実際その後に続く先生の意見は至極真っ当で納得させられます。なんですが、それでもつい、こういうイチイチ小さなことが癇に障る人生って大変だろうなあ、と思わずにはいられない。
     私はその土地固有の料理それぞれに興味があるので、彼の有名なトゥール・ジャルダンでの山葵醤油事件なども、ちとポイントがずれているんじゃあ、という気もするのですが、まあ、こういう人がいても面白いのも事実。料理の良し悪しを決めるのはほぼ食材だ、というだけあって、和食の食材に関しての記述はとてもわくわくします。

  • 一つのことをある程度やり続けていると、そこにその人らしさが出てくるのは確かではあるけれど「仕事上の失敗と人格的な欠陥を一緒にしない」というのが理性的な考えの原則だ。しかしこの人の場合は「料理がうまくないのはその人の人間性の問題である」とばっさり言ってしまっている(気がする)あたりが頑固親父っぽくて面白い。
    しかし料理をやっているうちに皿まで作っちゃうって、水曜どうでしょうなら笑いのネタになっちゃう話ですよね。面白いしすごいけど家族だったら鬱陶しそうな人だ。

  • 料理をおいしく食べるにはどうしたらよいか。魯山人の教えと心得はシンプルで奇抜、刺激的。座右の一冊。

  • 「碌でもない平凡な俗事に頭を煩わす」わたしに、
    魯山人のような生き方は、到底、無理だと思う。
    最高の食材を、細心の注意で手をかける、
    化学調味料にまみれた暮らしからは、程遠い人。
    すべてが正しいか、それは判断に苦しむけれど、
    まがいものではなく、本質を求める姿勢にはひかれた。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北大路魯山人 (きたおおじ ろさんじん)
料理研究家・陶芸家・書家=本名房次郎。1883(明治16)年、京都・上賀茂神社の社家の次男として生まれる。1904(明治37)年、日本美術展覧会の千字文の書で一等を受賞。その後、篆刻、陶芸に手を染める。19年には古美術商を営むかたわら、会員制の「美食倶楽部」を発足させる。25年には東京麹町に、当時のセレブを対象にした日本料理の料亭、星岡茶寮を創設、顧問兼料理長に就任。26年、北鎌倉の山崎に窯を築き、星岡窯と称した。料理と陶磁器と書に鬼才を発揮、新境地を開いた。美食に人生をかけ、美的生活に耽溺した。1959(昭和34)年12月21日、好物のタニシのジストマによる肝硬変で死去。

「2020年 『魯山人の和食力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北大路魯山人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

魯山人の料理王国を本棚に登録しているひと

ツイートする
×