- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784579209606
感想・レビュー・書評
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自分自身の老後に備える必要を感じて、最近は人生の先輩たちの本を読んでいる。
この本もその一つ。
著者は料理研究家としてテレビでも活躍し、英国暮らしの経歴を活かしてアンティークショップを営み、世界を股にかけて活躍した方。
70代の頃お店の買い付けを兼ねて渡英した帰りにヒースロー空港で突然体が動かなくなり、それを機会に100歳まで元気でお仕事ができるようにと、お家のリフォームを決めた。
リフォームするお家は2階建ての一軒家。
1階がショップで、2階の55㎡がお住まい、そのお住まいのリフォームを本に載せている。
料理研究家にも関わらず、キッチンは四畳半のミニキッチン、でもとてもキュートでかわいい。
100歳まで働ける遊びの空間にしたかったそうで、赤や青の色彩がビビッドで、台所仕事が楽しくなりそう。
海外暮らしの経験のある、経済的にも恵まれた環境にいる人のリフォームだろうと思いながら読んだけど
たしかにそんなところも無くはないけど、老後を豊かに暮らしておられるかた共通の、自分にとって大切なものとそうでない物を見極める力を感じた。
全体的に英国風のオシャレなお住まいながら、ベッドは使わず和布団使用とのこと、布団ならたたんでしまえばスペースを他に活用できるからだそう。
自分にとって必要と思う最小限のものにはこだわり、他は迷わず捨てる潔さがあるようにお見受けした。
最後の方にまとめとして載っている、リフォームの業者の選び方や安く仕上げる方法などは、非常に現実的で、発行から20年近くたっているが今でも役に立つのではないかと思う。
著者は2015年に残念ながら100歳を待たずに87歳で亡くなられておられるようだけど、亡くなる直前までお仕事をされて悔いのない人生だったのではないでしょうか。
手入れの行き届いたシルバーヘアのボブと手作りのエプロンが少女のようにチャーミングなお写真とサッパリさわやかな著者の気性が印象的な、そして役に立つ一冊でした。 -
55㎡ぐらいでちょうどいいんじゃないかと思う。大きな家具がなければ二人なら十分かと。
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おしゃれ、元気、愉快に暮らさせるミニ住宅を目指した著者の本。
シンプル&コンパクトな仕上がりがグッドです。
収納方法云々より、物を少なくするのがいい。そう思います。 -
まぁ〜暮らし方..のご提案ってことなので
ノーコメントとしよう。 -
先ずは不要品の整理からですね。
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カラー写真が多いので非常に見やすい。
自分の好みをはっきりと持ってリフォームした人。
バスタブなくしたり、廊下を広く取ったりとか、自分のいるものいらないものを示すことができるまでにはこのくらいの年齢が必要になるのかなとも思ったり。
どっちかというと好き勝手にいろんなことができていることのほうがうらやましい気がする。 -
この方の「モノの持ち方」を尊敬している。
こういう風に年をとっていきたいとも。
「シンプルな暮らし=モノを持たない」ではなくて、お気に入りのモノ少々で豊かに暮らされている。そんな大原さんのお家作りがこの本にはいっぱい詰まっている。(M) -
お年を召しても素敵に暮らせる。
シンプルに暮らす話。 -
老後の暮らしはこんな感じにしたいと
夢を描いてます。