どろんここぶた (ミセスこどもの本)

著者 : アーノルド・ローベル 岸田衿子

• 文化出版局 (1971年11月5日発売)

感想・レビュー・書評

[Macomi55さんの感想 · 2022年6月2日]

うーん♡カワイイ♡
こぶたは、たべるのが　だいすき、
うらにわを　かけまわるのも　だいすき
ねむることも、だいすき
でも、なによりも　なによりも　すきなのは、
やわらかーい　どろんこの　なかに、
すわったまま、しずんで　ゆく　ことでした。
なのに、ある日掃除好きのおばさんが、家の中も、ぶた小屋も掃除機をかけまくって、こぶたのだいすきな“どろんこ”まで吸い取ってしまいました。
大好きなどろんこを吸い取られてしまった、こぶたはカンカンに怒って「こんなうち、出ていってやる！！」。
町へ出て、ゴミ屋敷のような家や汚そうなところを探しまわりますが、なかなか、こぶた君の気に入る“どろんこ”は見つかりません。
ようやく、ある空気の汚そうな町へくると、あるじゃないですか！こぶた君の大好きな“どろんこ”が！早速、こぶたくんは“どろんこ”の中につかり…。「おやおや、このどろんこは時間がたつと固くなってきたぞ」。セメント漬けになった、こぶたを街中の人が見に来て大騒ぎ。消防署の人に救助された時に飼い主の夫婦が通りかかって、無事、抱っこされて家に帰りました。
そして雨が降ってきて、また、庭に大好きな“どろんこ”ができました。
良かったね。

[Macomi55さん · 2022/06/02]

淳水堂さん
お久しぶりです。
ロゴ変えられたのですね。「誰にも譲れない大好きな物がある」こぶた君、本当に愛おしいですね。どろんこを吸い取られた時の怒りようなんて、人間の1歳ぐらいの子供と一緒ですよね。
ロベールの絵本は「ふたりはいっしょ」しか知りませんでしたが、こんなに明るい色彩の可愛く楽しい絵本があったのですね。生き物を愛おしむ目はやっぱりロベールですね。

[goya626さん · 2022/06/05]

Macomi55さん
うわあい、アーノルド・ローベルだ！こんな絵本があったんですね。

[Macomi55さん · 2022/06/05]

goya626さん
あったんですよ〜。ロベールお好きなんですね。

[あんずさんの感想 · 2023年11月27日]

可愛かった！1ページ、なぜかすごく覚えのあるページがあって、名作ってやっぱり不朽なのね、と思いました(*^_^*)

[apricot-2007さんの感想 · 2020年2月9日]

色味もタッチも配置もどれも好み。
こぶたの表情や仕草が可愛くて
読み終えた後も何度も見返しました。

どろんこからズズズーっと顔だけ出てるこぶた、私もほしいなあ( *´艸｀)

[ｓｕｍｉｒｅ☆さんの感想 · 2014年4月12日]

子どもの頃からだいすき。

[コトバアソビさんの感想 · 2013年4月21日]

最近読んだ『こぶたくんの恋ものがたり』という作品にもあったけど、
ぶたってどろんこが好きなんだね。知らなかった。

ストーリーに漂う暖かさがいいなぁ。
彼の作品は沢山あるようなので、ほかのも読んでみたくなった。

本のサイズや表紙の硬さなんかも手ごろで好ましい。
カバンにいつも一冊入れて出かけたい。

[nejidonさん · 2013/04/22]

こんにちは♪
ローベルさんの作品はどれもいいですよね。
ただレビュー数がとても多いので、ちょっと怖気づいてしまうのが困った点です。
ひとの載せたものは、先に読まない方がいいのかな・・
私も、手元にあるローベルさんを読んでみようっと！

[コトバアソビさん · 2013/05/06]

nejidonさん、コメントありがとうございます。
（今更ですみません）

ローベル作品、あったかくてとてもいいです。
先般『ふくろうくん』を勧めてもらい、読みました。
日本には無いセンスに脱帽です。

[ohmameさんの感想 · 2012年10月5日]

読書好きの彼女がアーノルド・ローベル氏の絵本の中でこの本がいちばん好きだというので借りてみる。いちばん好きなところがいちばんいいところ。

[riegalloさんの感想 · 2012年2月10日]

大好きなアーノルド ローベルの絵本。 泥んこ大好きなブタちゃんが、ある日、泥んこだと思って浸かったら、なんとセメントで…
小さい時から、何度も読んだオススメ絵本の一つです！

[ミシュートカさんの感想 · 2012年2月4日]

子供の頃大好きだった絵本。娘もおもしろかったようです。

[saya_blossomさんの感想 · 2024年1月13日]

がまくんとかえるくんじゃないのも読んでみてね。の本

越高綾乃さんも紹介

[yanobookさんの感想 · 2023年10月3日]

こぶたが愛らしい。他の作品に比べ、こぶたの黄色はじめ、比較的明るい色味を感じる。けど、この絶妙なトーンや色彩はやはりアーノルド・ローベル。好き。
どろんこにしずんでいく表現の繰り返しがいい。
「やわらかーい　どろんこ」「ずずずーっ」が特に。
気持ちよさそうだし、このフレーズを繰り返している読者も気持ちよくなる。

著者プロフィール

アメリカ・ロサンゼルス生まれ。プラット・インスティテュートで学び、1961年、ハーパー＆ブラザーズ社の編集者と知り合ったことがきっかけで『かえってきた さけ』の挿絵で、絵本作家としてデビュー。翌年には、文と絵の両方を手がけた『マスターさんとどうぶつえん』を発表する。1970年『ふたりはともだち』が誕生し、そのシリーズで絵本作家としての不動の地位を築き、54歳で亡くなるまで、100冊以上の作品を残した。

「2023年 『ダッドリーくんの12のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」