- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784579402526
作品紹介・あらすじ
ピックルズという、黒い斑点のある黄色いのらねこが、消防署に入り活躍します。ねこと人間の心の通い合いが楽しく描かれています。
感想・レビュー・書評
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野良猫のピックルズ、アパートの裏庭の樽を寝床にし、裏庭に入ってくる子猫たちを追いかけまわすしかないつまらない日々。ある時、木に登って降りられなくなり消防士さんに助けられそのまま消防署に連れて来られ…。
アパートに住むグッドカインドおくさんはピックルズに言います。「おまえは悪い猫ではない。でもいい猫でもないね‥」と。
とても愛情を感じる一文だった。
ピックルズは見守られながら沢山勉強し、頑張って訓練し、少しずつ消防猫として成長していきます。
受容し見守る事の大切さや自分の居場所やすべき事が定まった時、素直に自らを振り返り反省し前に進めるものなのだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020.9
評判が悪くてもいたずらっ子でもピックルズそのものを信じて認めてくれる人がいる。半人前は見守って一人前はちゃんと認めて。閉じ込めず命令せず。おおらかなそういう環境がいい。好きなことをやればいい。 -
読友さんたちご紹介読みもの。
このサイズと表紙は読まずにはいられません!
たま駅長を思わせるような、いやそれ以上の活躍ぶりのねこのピックルズ。
もと不良猫がこんなに立派な姿になれたのも、周りから理解され必要とされたからこそ。
自尊感情って大切だなぁと改めて思います。
他の猫をいじめてばかりだったピックルズが言ったラストのセリフに思わずじぃ~んときてしまいました。
楽しく読了。オススメ。 -
ピックルズの活躍は見守り褒めることで、思った以上に大きく成長していく。グッドカインド奥さんが喜んだのも信じ続けたから
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ねこ大活躍
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「黒ネコジェニーのおはなし」に登場するぶちネコ、ピックルズは、ジェニーやキャット・クラブの面々のような飼いネコとはちがい、消防署に住んでいて消防士の仕事をしているたくましいネコ。ジェニー視点での初対面での印象は「声も体も大きいらんぼうもの」だったが、そのあと互いに認め合い、頼りがいある親友になる。そんなピックルズが、消防ネコになる前と、なるまでと、なってすぐのおはなし。
ジェニーにとってのキャプテン・ティンカー然り、ピックルズにとってのグッドカインドおくさん然り、まわりの大人(人間)の見守り方がとてもいい。信じていて、守ってくれて、そして余計な干渉はしない。 -
さいしょいたずらだったピックルズがいいこになって、かわいいなとおもいました。
1ばんすきなのはピックルズで、人げんで1ばんすきなのはジョンです。すっごいかっこいいから。(小2)