おしゃべりな毛糸玉 (えほんのもり)

著者 :
  • 文研出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580800069

作品紹介・あらすじ

さむがりのおばあさんが、のこり毛糸をかきあつめて、かたかけをあんでいました。どうせ、あったかくはないだろうけど…。と。ところが、できあがったかたかけをはおってみると、まあ、どうでしょう。心も、からだも、ほっこりあったか…。ふるい毛糸のつなぎ目は、たいせつな人との思いでのつなぎ目でもあったのです。

感想・レビュー・書評

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  • うめばあさんは、山のふもとの1軒家に住んでいます。秋が来て、冬支度にはじめた編み物。家族との思い出の毛糸をつないで編み上がった肩掛け。
    それは、懐かしい記憶がよみがえる、寒い冬でもあったかい肩掛けになりました。

    毛糸は、ほどいて編み直せば、また新しいものとして使える。
    新しいものだけど、毛糸そのものの懐かしさがある。

  • 2009年度  3年生 12月

  • *残り毛糸を編みながら思い出がよみがえるのは良いのだが、春になってせっかく編んだ肩掛けをほどいてしまうのが寂しい。
    *色や絵はとてもきれいなのだが、生活感がないせいか、よかったなあ、という読後感が薄い。
    *ノスタルジーやロハスな生活などをPRする大人向けの絵本ではないか。

  • 第19回 読書感想画・指定図書 (低学年)

    んー
    毒もなければ害もない。
    そんな感じ。
    イマイチだな。
    子供の反応もイマイチ也。

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著者プロフィール

京都府生まれ。ノンフィクションから童話まで小学校初級から中級向けの作品を中心に幅広く執筆している。『盲導犬不合格物語』(学研教育出版)で、第52回産経児童出版文化賞を受賞。(同書は、加筆・修正のうえ講談社青い鳥文庫に収録)。ほかのおもな作品に『目の見えない子ねこ、どろっぷ』『犬たちよ、今、助けに行くからね』(講談社)、『盲導犬引退物語』『犬の車いす物語』(いずれも講談社青い鳥文庫)、『命の重さはみな同じ』『助かった命と、助からなかった命』(いずれも学研教育出版)などがある。日本児童文芸家協会会員。日本ペンクラブ会員。


「2022年 『サバンナで野生動物を守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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