キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 451
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580811430

感想・レビュー・書評

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  • キャベツくんがあるいていると、
    おなかのすいたブタヤマさんに出会います。

    「おまえをたべる!」と言い出すブタヤマさんに、
    キャベツくんは、「ぼくをたべるとキャベツになるよ!」と言い返します。
    するとびっくり、空に浮かんだのは、
    キャベツになっているブタヤマさんでした!


    ヘビが食べたら?
    タヌキが食べたら?


    食べられそうなキャベツくんが、
    ブタヤマさんをかわいそうだと思うのが、なんとも奥深い。

    なにはともあれ、繰り返しが面白いユーモア絵本です。

  • 子供たちが小さかった頃に「読んで!」と何度もリクエストをされました。
    ナンセンス好きにはたまらない、親子で楽しめる素敵な絵本です。
    イラストも可愛くて大好きです!

  • 日常の雑多事からすこし離れて、キャベツくんの素敵な想像力とやさしさにふれてみてください。「うふふ」って笑みが戻ったらきっともうひと頑張りできるから。子どもも大人も。

  • 超展開とやりとりの面白さ、シュールな状況、変すぎる動物たち。大好きです。

    おなかが空いて、キャベツくんを食べようとするブタヤマさん。しかしキャベツくんが「ぼくをたべるとキャベツになるよ!」と言うと空には、鼻がキャベツになってしまったブタヤマさんが浮かんでいました。
    子どもたちが大好きな要素「繰り返し」と、ナンセンスな世界が繰り広げられます。

    大人になって読み返しても、やっぱり最高でした。
    ゲームの塊魂が好きな人はこの世界観、好きだと思います。

  • 公文推薦図書2A
    2021.12.12(5歳)

  • キャベツくんが不思議ですね。

  • 長新太ワールド全開のナンセンス絵本。キャベツくんとブタヤマさんの出会い。

  • キャベツくんシリーズ。
    キャベツくんはかわいくないしぶたやまさんは純粋。
    息子の食い付き具合はまあまあ。夫の方がうまく読みきかせてたような気がする。

  • ブタヤマさんのブキャ!に笑って、空に浮かぶキャベツの生き物に思わずクスッ。よく見ると少しずつ背景が変わっていて2人が進んでいる様子も楽しい!キャベツくんの最後の思いやりにほっこりします。

  • ブキャッ。ブタヤマさんはキャベツくんが食べたくて仕方ない。キャベツくんの攻勢。そのたびブタヤマさんは「ブキャッ」。とにかくブキャッ。ナンセンスで最高。

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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