つきよのキャベツくん (えほんのもり)

著者 :
  • 文研出版
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感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580813359

感想・レビュー・書評

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  • 独特の世界観。なぜか笑ってしまいます。
    え、ここで月が出てくるの?!っと思いました。

  • キャベツくんが道を歩いているとブタヤマさん...ではないへんなものがやってきます。な、な、なんとそれはブタそのままの形のとんかつ!へんなものはじぶんで「わたしはトンカツであーる」といったのです。においにつられてやってきたブタヤマさんはへんなものをみて怖くなってきたのです(キャベツくんのにちようびでブタヤマさんは「ブタはたべない。トンカツだって たべない」って言いきったもんね)。キャベツくんに食べてみたら?といわれてもソースがないとだめですなど逃げ腰。しかし、トンカツはソースを呼ぶこともできる!さあ、ふたりは丸ごとのトンカツを食べるのでしょうか?最後にタイトルが生きてきます。
    この本も読み聞かせすると楽しいけど、大人が目で読むだけでは面白さが心に届かないタイプだと思います。ぜひ、小さなお子さんへ、トンカツを食べる前後に読んであげてみてください。3'10。

  • 読み聞かせ用。ストーリーがすごい好き!!!

  • ぶたやまさんて「ぶたは食べない」って言っていた気がするけど食べられるんかい?!って食べられちゃった!先が読めないまさかの落ちがさすがすぎます。親子とも大好き。

  • 発想が自由すぎる絵本。ちょび髭の生えてるトンカツ、謎のトンカツソース、月。そして食べられそうと不安になるキャベツくんとブタヤマさん、変な話なんだけど、なんとなく何度でも読んでしまう魅力があります。

  • 『キャベツくんのにちようび』とは逆に、キャベツくんとブタヤマさんが異形のもの(喋る巨大なトンカツ)についてこられる話。

    ブタヤマさんは以前、トンカツは食べないと言っていた気もするけど、やはり何でも食べてしまうのだろうか。
    そんなことより、キャベツくんがトンカツを食べるというのは、そもそも頷いていいのだろうか…と、読みながら余計なことを考えてしまった。
    二人はトンカツを食べられなかったけれど、きっとその方が良かったのだろう。

  • パンクな絵本、キャベツくんシリーズの中でも「つきよのキャベツくん」が一番のお気に入りです。
    めちゃくちゃなのに雰囲気はどこかひっそり。
    トンデモなのに不思議と爽やかな後味。
    ラストの余韻も◎。

    • naminecoさん
      招き猫ドバーっ!は「キャベツくんのにちようび」ですね。
      ブタヤマさんとキャベツくん、
      二人ともいいリアクションしてますよねぇ。
      長新太さん、...
      招き猫ドバーっ!は「キャベツくんのにちようび」ですね。
      ブタヤマさんとキャベツくん、
      二人ともいいリアクションしてますよねぇ。
      長新太さん、いつか全制覇したいです。笑
      2013/03/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「キャベツくんのにちようび」ですね。」
      有難うございます。久々に読みたくなったので図書館に予約します。。。
      「いつか全制覇したいです。」
      ...
      「「キャベツくんのにちようび」ですね。」
      有難うございます。久々に読みたくなったので図書館に予約します。。。
      「いつか全制覇したいです。」
      多分、半端無い量ですよ!私は絵本だけじゃなく、表紙イラストや、ちょっとしたカットも好き。
      長田弘「ねこに未来はない」とか、、、
      2013/03/27
    • naminecoさん
      そそそんなにあるのですか。長田さんとコラボとか。しかも猫とか。
      少し前に表紙惚れでチェックしていた「プラテーロとわたし」も長新太さんでした。...
      そそそんなにあるのですか。長田さんとコラボとか。しかも猫とか。
      少し前に表紙惚れでチェックしていた「プラテーロとわたし」も長新太さんでした。
      気付けよ私!って感じですが、長さん、恐るべし。
      2013/03/28
  • 「キャベツくん」の続編です。続編は他にも二冊出てますが、コレが一番オススメです。ついていけるかどうか心配になってくるくらいのシュールさです。トンカツに「トンカツであーる」とか言わせてるし…というよりそのトンカツのビジュアルもまたすごいし…。疲れたときにでも読むといいかもしれません(笑)。

  • 3分30秒

  • キャベツくんが歩いていたらいい匂いをさせたトンカツが歩いてくる話。

    トンカツ、であーる。
    癖になるわー。
    しかしブタヤマさんはトンカツを食べる気だったのか?
    共食いだよ。
    食べないって言ってたのに、お月様に取られたら自分達のだよとか言うし。

    結局いつもキャベツくんが美味しいものを食べさせてくれるんだな。
    何をご馳走してるんだろう?

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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