犬ぞりの少年 (文研ブックランド)

  • 文研出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580814615

感想・レビュー・書評

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  • サーチライトが、はいごの三メートルでしんじゃってかなしかった。
    ※図書館で借りた本

  • さ、サーチライトー!!!

     誰も悪い人はいない…強いて言えば、税金滞納してたおじいさんは結構なアウトロー。そもそも破綻した経営だったんだな…何があったか知らんけど。そうまでしてでも秘密裏にウィリーの学費を貯めたかったのだろうか。その心労が祟って倒れてしまったが…。

     原題がそうであったように、真の主人公は先住民ストーン・フォックスさん。いぬ好きに悪いやつはいねえよ…。

     断捨離中に出てきた、一度も読んだ覚えがない本だったが、読んでる最中に「青少年読書感想文全国コンクール」の応募ハガキが出てきた。

     子どもはこれを読んで何を書くというのだろうか。読了後は悲しくて、とてもモヤモヤしたような、ショックを受けている。途中も危なっかしくて、これはどうせハッピーエンドと分かってるから読めるやつ…とか思ってたらまさかの…。ご老体の大型犬に無理させるのはやめたげて…。

     ウィリーは良くも悪くも、子どもだ。その危なかしさを最後まで止める大人もいなかったのが、何とも。差し引き450ドル手に入れて(あれ? 借金返しきれないし大学も行けないな?)同じ日に生まれた自分の半身とも言える愛犬を失ったとしても、おもいでの農場を売り払って新しい生活をはじめるにしても、少年は嫌でも大人になっていくのだと思う。幼年期の何かを失うことで成長するということなのか。

    「でもね、税金だけは、好きでもきらいでも、はらわなきゃいけないの。」

  • 何度読んでも泣いてしまう。
    2年生に毎週少しづつ読んであげるのにぴったりと思ったんだけど、最後の数ページがどうしても泣いてしまう。泣かなくなるまでは読んではいけないと思うので、何度も練習してるんだけど、どうしても泣いてしまう。
    残念だけど、今年は時間切れでお蔵入り…

  • ウィリーは、貧しいながらもおじいさんとの二人暮らしに満足していた。
    ところが、おじいさんが病気で倒れてしまうと、実はおじいさんには
    税金の未払いが500ドルもあることが分った。
    ウィリーは何とかお金を稼ごうと思うが、どうにもならなかった。

    ある日ウィリーは、犬ぞりのレースの優勝賞金が500ドルだと知ると、
    賞金を獲得するために、さっそく愛犬と練習を始めた。
    ウィリーには、優勝する自信が芽生えつつあった。

    しかし、街の人の話によると、毎年圧倒的な強さで優勝している
    ”ストーン・フォックス”という先住民が、今年も優勝候補だという。
    それでもウィリーは負けるわけにはいかないのだ。

  • 病気になったおじいさんの世話と農場の仕事と学校と‥
    男の子ががんばり
    税金未納の500ドルのために
    犬ぞりレースに出る話

    おじいさんはなんで税金払わなかった(払えなかった??)のかなー
    男の子がけなげすぎる><

  • おじいさんと二人暮らしのウィリー。ある朝突然おじいさんは動くことも話すこともできなくります。おじいさんは500ドルもの税金が払えなくて生きる気力をなくしてしまったのです。それを知ったウィリーは、犬ぞりレースにでることに・・・。最後が切なすぎ。犬のサーチライトが死んじゃうなんて!パトラッシュを重ねてしましたました。

  • 児童書(小学中学年向き) ウィリーはおじいさんと二人で、小さな農場にジャガイモをつくって暮らしている。ところがおじいさんが病気になり、愛犬サーチライトと世話をする。
    ある日、税務官がやってきて税金の滞納を理由に、大事な農場を取り上げると言う。そんなときウィリーは、全国犬ぞりレースのポスターを目にする。賞金は500ドル、1頭でも参加できる。ウィリーはまわりの反対を押し切ってサーチライトとレースに出る決心をする。そしてレース当日。強敵は山の巨人ストーン・フォックス、負け知らずの先住民だ。作戦どおりカーブの多い前半でリードしたウィリーは、スピード勝負の後半、5頭の犬がひくストーン・フォックスと激しいデッドヒートになる。ありったけの力をふりしぼって走るサーチライトだが、ゴールを目前にもんどりうってたおれ、ウィリーはそりごと投げ出される……。ロッキー山脈に伝わる伝説をもとにした感動の作品です。

  • 今年の課題図書。いやー泣けるねぇ。アメリカ版「フランダースの犬」ってかんじか?もっと細かく書き込むことも出来そうな題材ですね。

  • 第51回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

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