タネオがきた (文研ブックランド)

  • 文研出版
3.63
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580821538

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私はクヌギの木とひいじい、たみおは何か関係があるのではないかと思います。そして、ひいじいとたみおがクヌギの木の前に座って話をしているとき、なぜかほっこりしました。ひいじいとたみおの家族愛に心を打たれました。温かいお話です。

  • 都会は緑がこんなにも少ないのだと改めて思いました。
    そのようななか、こんなふうに子どもたちが緑と触れ合うことができれば緑がふえていくんだろうなってしみじみ思いました。

  • 熊本で、ひいじいちゃんの山で自然いっぱいに囲まれて育ったタミオ。だけど、東京に引っ越しが決まった。
    おりもおり、ひいじいちゃんは倒れて入院中。
    タミオは東京の新しい学校で、ひいじいちゃんの山のクヌギのどんぐりを植えることを計画する。大好きなひいじいちゃんの大切な木。きっと、どんぐりがたくさん育ったら、ひいじいちゃんも元気になる、と信じて。

    表紙のインパクトにくらべて、物語はまじめ。
    タミオなのに、種のことばかり話すからタネオと呼ばれるようになるのだけど、タネオはそれがお気に入り。
    同級生も近所の人もまきこんで、どんぐりを植えてゆき、それをひいじいに絵手紙にして送ってあげるのがいい。

  • 熊本のひいじいが入院した。
    裏山のクヌギの実を育てて、たくさん芽がでたら、ひいじいも元気になる。
    タミオは引っ越してきた東京で、クヌギの実を植えようとするけど、土のある場所がなくて…。
    クヌギの実をあちこち植えようとする過程は楽しそうなのですが、表紙の雰囲気と内容がちょっとあってないような。(確かにそんなシーンはあるのですが)
    挿絵はすごくいい感じなので、余計に気になりました。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。お茶の水女子大学卒業。幼児教育のテレビ番組の制作を経て、絵本の創作をはじめる。『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(のら書店)で産経児童出版文化賞受賞。作品に『ざぼんじいさんのかきのき』(岩崎書店)、『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』(童心社)など多数ある。

「2023年 『ぶるぶる ぞくぞく でも おもしろい! こわ~い昔話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

すとうあさえの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×