どこかいきのバス (わくわくえどうわ)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 389
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580821903

作品紹介・あらすじ

おかあさんとけんかをしてうちをとびだしたぼくのまえに、「どこか」いきのバスがあらわれた。このバス、なんだかへんだぞ。のりこんで、いきたいばしょを言ってみると、たちまち、バスのかたちがかわって…。小学校1年生以上。

感想・レビュー・書評

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  • 性能高いですよね。姿かたちを変えるだけでどこでも行けるなんて素敵。
    でも、一人で待ってる時、寂しかったんじゃないかなあって思います。それでも、「すきなだけ、あそんできなよう!」って言えるあなたが素晴らしい。

    今年の感想文指定図書。低学年。
    感想文もそうですが、感想画にも使いやすそう。

    何もかも忘れて、どこかに行きたいと思うことはあるけど、一人は寂しい。

  • ほくも、家出して、たぬきにあったら、ぼくは、潜水テーじゃなくてフネが、いいな。

  • 「おかあさんとけんかをしてうちをとびだしたぼくのまえに、「どこか」いきのバスがあらわれた。このバス、なんだかへんだぞ。のりこんで、いきたいばしょを言ってみると、たちまち、バスのかたちがかわって…。小学校1年生以上。]

    第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。

    低学年にも読みやすく、絵も多くて楽しい。
    ファンタジーだけども、少年の気持ちはリアル。


    お母さんに腹を立てた少年が家出をする話。
    シンプルな話だけど、
    いろんな少年の思いが表現されていて
    子どもは共感できるんじゃないかな。

    お母さんの言葉に腹が立つ気持ち。
    言われたことは正論で、言い返せない気持ち。
    ガミガミ言われるストレス、
    だれにも注意されないって気持ちいい!!
    自由って最高!!あれ、でも少しさみしい・・。

    ふしぎな『バス』の正体もかわいい。
    ラストはハッピーエンド。

    私(母)もよく子どもとケンカをするが、
    お互い意地を張ってしまって仲直りができない。
    子どもとケンカした日は子どもが好きなご飯を作ろう。
    仲直りのきっかけを作ろう。そう思った。

    児童書だけど、読んでいてテンポが良く
    気持ちがいいので、朗読するのにもおすすめ。

  • 全部ひらがな本の次のステップ。

  • 図書館本。大事なものをお母さんに捨てられ、「片付けないなら捨てるってお母さん言ったよね?」と決めゼリフを吐かれて、プチ家出。長女はどんな気持ちで読んだのかなー、明日聞いてみよう。

  • 図書館

  • お母さんに大切な宝物を捨てられたぼくは家出する。するとそこへ一台のバスが。ぼくは思わず乗ってしまう。バスが向かったその先は…。

    しゃべったり変身したりする不思議なバス。最後に本当の姿になってお互い家出の理由を話す。

    読みやすい本だった。あと、音の表現が好き。お祭りの太鼓の音「っとこ とんとん とろんこ とん」は特に上手いと思った。

  • 年長児の終わりころから読み聞かせできるかな、と。
    個人的に、終わり方にもの足りなさを感じました。

  • 中根さんの、「小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」」に載っていた推薦図書の一冊。

  • 家出して引っ込みのつかない様子がほほえましいです。

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著者プロフィール

横浜生まれ。静岡大学卒業後、童話創作をはじめる。主な作品に『ちかてつてっちゃん』『おによりつよいおよめちゃん』『海中大探検!』(以上、岩崎書店)、『とっぺんのとけい』『がんばれけろファミリー!』(以上、ひさかたチャイルド)、『たこじゃらえんのえんそく』『めいたんていすいりブック』(以上、チャイルド本社)、『どこかいきのバス』『くじゃくのジャックのだいだっそう』(以上、文研出版)がある。

「2022年 『かくれんぼべんとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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