フラフラデイズ (文研じゅべにーる)

著者 :
制作 : つじむら あゆこ 
  • 文研出版
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本棚登録 : 14
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580822696

作品紹介・あらすじ

またあの歌だ。ここんとこ耳について、ぐるぐるまわってる。ちょっとなんとかしてほしい。ぼくのおばあちゃんは、フラダンスにこってる。ウクレレの曲に合わせて、手を出したり足を出したりしておどるやつだ。

感想・レビュー・書評

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  • 高田雅は小学5年生。ひょんなことから、春休みにおばあちゃんと一緒にハワイに行く事になった。
    おばあちゃんがフラダンス仲間と、ハワイでプリンセス・パウアヒ・フェスティバルに参加するのについていくのだ。本当はハワイに行きたいわけではなかったけど、春休み1人で過ごしたくなかったし、仕方ない。

    ハワイに着いたら、なんとおばあちゃんたちのフラダンスの発表に一緒に出る事になってしまう。
    朝のフキゲンさも手伝って、雅はおばあちゃんとケンカしてしまい、運悪く、怪我までさせてしまう。しかも、悪い事は重なって、フェスティバルのリハーサル会場で人違いされて、雅はい外人に連れられて、車に乗せられフェリーの乗せられて、連れ去られてしまう。
    しかも、スマホもパスポートももっていない、パンツに草のスカートを重ねているだけの格好だ。
    言葉も通じない、逃げ出して追いかけられて、絶体絶命。

    でも、雅は出会った人たちち、意外なハワイの歴史を聞く事になるのです。

  • 小学5年生の雅は、春休みおばあちゃんとその友達と一緒に、フラダンス大会に出場するためハワイに行くことになった。
    雅の両親が忙しく毎日帰宅が遅いのと、遊ぼうと思っていた友人とも会えなくなったためだ。

    言葉の通じないハワイで、おばあちゃんはケガをして病院へ行き、雅は人違いを誘拐と誤解して騒動を起こしてしまう。

    そこで出会った日系人たちとの交流で、彼はハワイ移民の歴史を垣間見る。

    帰国した彼は、日本語がよくわからない同級生に親切に接するのだった。


    う~ん、あまりにも幼い。主人公の雅の考え方も言動も、物語の展開も。5年生という設定だが、これは中学年向きの話ではないか。

    せっかくハワイ移民の日系人の話になった(著者の最も描きたかったのはここではないのか)のだから「サトウキビ農園がありました」「対日戦争でアメリカ軍兵士として死にました」だけではなく、もっと掘り下げて欲しかった。

    話の入り口だけの、ちょっと残念な作品。

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著者プロフィール

1957年東京生まれ。大分市で育つ。 一男二女の母。東京大学法学部卒業。季節風同人。2009年「アオダイショウの日々」で、 第18回小川未明文学賞優秀賞受賞。著書に『アサギをよぶ声』(偕成社)『フラフラデイズ』(文研出版)、「小説 小学生のヒミツ」シリーズ(講談社)、共著に『こわい!闇玉』(講談社KK文庫)『1週間の物語』(偕成社)などがある。

「2018年 『小説 黒崎くんの言いなりになんてならない(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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