常用字解

著者 : 白川静

• 平凡社 (2003年12月20日発売)

作品紹介・あらすじ

『字統』『字通』の著者が常用漢字に絞って、そのもとの形から漢字の成り立ちを立証し、字形と意味との関係もやさしく正確に解説。よく使用される用例もあげて書き下ろした漢字の入門字典。見出し文字総数は1946字とその旧字形798字の2744文字を収録。配列は字音の五十音順で同じ音の字は総画数順、巻末に音訓索引が付く。

感想・レビュー・書評

[ytkssnさんの感想 · 2023年4月1日]

p.2003/12/23

[jazzoyadiさんの感想 · 2023年1月16日]

2019/03/10初読

[Smith, Ordinary. Person.さんの感想 · 2014年3月8日]

　同じ「きく」でも『聞』と『聴』とはどう違う？
　『悪』に「わるい」という意味があるのは何故？
　『首』は生首を逆さに下げ吊るした様を表現したものだった!?

　全ての字には歴史がある。
　歴史があるから意味がある。
　意味があるから面白い！

　現代で常用されている、それぞれの漢字の成り立ちを素人にも解り易く解説した、あらゆる人に薦められる字典。
　個人に一冊。お子さんに一冊。学級に一冊。学校に一冊。

[buchi169さんの感想 · 2014年2月20日]

細部にまで白川静の深い学問と熱意が感じられます。

[darius1stさんの感想 · 2013年5月3日]

折に触れて開いて読む。文字の意味をミステリーの謎解きのように解説してくれる。

[kaizenさんの感想 · 2013年1月21日]

難しい辞書の作者が、学生、漢字を仕事で使っている人に、
大事なことを説明してくれている。

尊敬する先生の作品なので、思わず手に取りました。
しばらく積ん読だったので、これを機に、すこしづつ読み進めます。

[dearwolfさんの感想 · 2012年5月30日]

のびやかに奔放に、自由にある漢字をみていると楽しくなる。

[knslさんの感想 · 2012年2月3日]

★★★★☆
「字統」は予算があ；；というときに。
中学校くらいなら、こちらで間に合うかと＾＾
漢字一文字一文字が内に秘めて持つ物語に陶然となります＾＾
（まっきー）

[ドドリアさんさんの感想 · 2012年1月11日]

一般の漢字辞典とは違うが、漢字の成り立ちや意味が魅力的に綴られている。母の叔父がこっち方面の専門家で紹介してくれた。白川静に惹かれるものがあります。

12/1/11

[miascaffaleさんの感想 · 2011年12月16日]

ふとした時に眺める本