常用字解 第二版

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 260
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (804ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582128109

作品紹介・あらすじ

平成22年11月内閣告示「常用漢字表」に対応。196字を追加して、全2136字の常用漢字を、平易に解説。

感想・レビュー・書評

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  • とても楽しい。
    前々から気になっていたが、
    生まれてくる息子の名前を考えるため
    ここぞと購入。

    もともと字は絵から生まれた。
    まずは身体や身振り、自然物や道具といった
    身の回りの物をシンプルに図化した記号があって、
    さらにそれを組み合わせ、転用していく。
    これを繰り返すなかで多彩な意味を持つ
    あらゆる漢字が生みだされてきた。
    一文字一文字に歴史がある。

    たとえば、「朝」という漢字。

    「艸と日と月を組み合わせた形。艸は草で、日の上下に書き分けている。草の間に日(太陽)が出ているが、残月がなおかかる形で、朝あけの時をいう。…」

    文字は左脳、イメージは右脳が扱うと聞いて、漢字をどこかで左脳的なものと思ってきたが、右脳と左脳に次々とブリッジが架けられていく。

    ページをめくるのがどんどん癖になっていく。

  • 東洋の精神、大和言葉、、白川静さんの学問は、現代の日本の精神のあり方に重要な問題提起を行っている。

    東洋的とは、力よりも徳を、外よりも内を、争うことよりも和を、自然を外的な物質と見ず、人と同じ次元の生命体として見る精神である。

    漢字を研究することで、自然の力と合致し、自然の生命力とともに生きて死んでいく。中国でも、韓国でも、漢字は少しずつ簡略化され、書き換えられ、もう語感は分からなくなっている。

    中国からの借り物のように思っていた漢字が、日本では訓読みを与えられることにより、和漢混淆文として使われるようになる。

    漢字教育を正確に行うことで、概念の形成、知能指数の伸びる、推理力や主体性までも伸ばす。漢字を学習することで、見方、考え方を働かせ、世界が広がる。

    日本人の優れた言語の力を、日本語こそこどもの心を大きく伸ばす基盤である。楽しい漢字教育のために、大人が白川静さんの漢字を学ぼう。

    楽しみにしてた一冊、やっと手にいれたです!!

  • 一生懸命勉強するのは大学生まで、その後の社会人人生はそこまでの蓄積で生きていくー。そんな時代ではもちろんないし、むしろ社会に出るとそれまでの日本の教育とは全く違うアクティブな学習が求められてくる。
    多くの人はそこのギャップに苦しんだ経験があるのではないだろうか。

  • 12月12日は
    「漢字の日」
    京都・清水寺で発表される今年の漢字。漢字の歴史をたどりながら、1年をゆっくり振り返りたいですね。

  • 昔、ケンブリッジにおったとき、メキシコ人の友達に、「どうしてそんな面倒くさい字を書くのか貴方達は、大変面倒くさそうである、面倒くさいでしょ?」って言われたことがあったけど、そいつに、スペイン語の超下品な言葉を教えてもらって、僕は意味もわからず、廊下でそれを大声で連呼してたら、目をまんまるにして笑ってたメッチャ美人のメキシコ人の女の子。実は僕達も漢字の成り立ちなんてほとんど知らずに、実際のところ、面倒くさいとすら思って下品で野蛮な意味の字をそこらじゅうで使ってるんだぜ大声で連呼して、目をまんまるにして笑って。

  • ブッククラブ(Iさん)

  • 白川静が中・高生に向けて書いた入門字典『常用字解』(2003年刊)の増補版。2010年11月に「常用漢字表」に追加された196字を含む常用漢字全2136字を平易に解説する。

  • 渋谷区の図書館で見つけた。

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