遠近法の精神史―人間の眼は空間をどうとらえてきたか

  • 平凡社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582238044

作品紹介・あらすじ

線遠近法、マニエリスム、パノラマ、写真、キュビスム-ヨーロッパのルネサンスから現代まで、絵画に表現された空間認識の方法は、どのような世界観に基づいているかを260点にのぼる図版を使って解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 1990年に行われた連続講義をまとめた書籍。そのためか実に読み
    やすい本であった。先にこちらを読めばよかったか。

    彫刻家の空間を捉える目の話から始まり、線遠近法の発明とその
    解体、そしてパノラマとジオラマまでも射程に入れた内容は、
    まさに遠近法の精神史と言えるものだった。

    個人的に心に残ったのは第6章。線遠近法〜空気遠近法〜印象主義〜
    キュービズムという遠近法の歴史を「対象とされるものがしだいに
    画家の眼に引き寄せられ、ついに網膜と一致する。さらにそれすら
    も乗り越えて画家の内部に突入した」歴史とした記述にはなるほど
    と思わされた。

  • 積読

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