- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582277951
作品紹介・あらすじ
旅立つ人、送る人、帰る人、迎える人、待つ人、佇む人、働く人、住む人…。物語がつむがれては幕間が訪れ、ふたたび新しいドラマが始まる。昭和の上野には、北の国と都会を結んだ"駅"という名の広場があった。上野駅開業130周年を機に、新装改訂して送る名作写真集。
感想・レビュー・書評
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.1983年刊行の改訂版
モノクロ写真から、国鉄時代の上野駅を行き交う人々のの息遣いと空気が漂ってくる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上野東京ラインの開業で途中駅になってしまった上野駅。今から30年以上も前の北の玄関口だった姿を見て手に取った一冊。
写真を見ると新聞紙を敷いて酒盛りをしながら列車を待つ人、大きな荷物を背負ってる老婆がいる。何よりもホームが吸殻や紙屑で汚ない。今は化粧タイルと洒落た店の下に隠れてしまったが30年前は確かにこういう時代だった。 -
「この駅の居心地のよさがたまらなく好きになった」
著者が撮影した上野駅。
新幹線が乗り入れる前の国鉄時代、
「東京の北の玄関口」こと上野駅が舞台。
「上野発の夜行列車降りたときから~」の、あの上野駅。
1983年7月1日発行だから、
もう、32年前の写真集になるのか。
初めて見たはずなのに、初めて見た気がしない。不思議な感覚。
中国の深セン駅や広州駅のような雰囲気があって驚いた。
一人一人の関係性のみに焦点を絞って撮影している。
写真の一枚一枚に登場人物の生活背景や奥深い心のひだ、
一人一話ずつのドラマが語られている。
出稼ぎの人々、帰省客、出張するサラリーマン、
修学旅行生、出迎え見送る人々、国鉄職員、車内清掃員、
売店のおねえさん、両替屋、靴みがき、住人(浮浪者)など、
この多種多様な人たちがみな、
それぞれの居心地のよい空間を作り出している。
著者プロフィール
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