妖魅変成夜話 4

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582287554

感想・レビュー・書評

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  • 初版 帯

  • 登録し忘れ泣
    第46話 玉漣娘子 其の弐
    第47話 牽牛、織女に会う
    第48話 織女断織
    第49話 李成潭
    第50話 王母来迎
    第51話 王母来迎 其の弐
    第52話 せん機玉衡
    第53話 飛蝗
    第54話 剣士編山
    第55話 天を縫う
    第56話 織女、捕らわる
    第57話 織女、西王母に拝謁す
    第58話 西王母、織女を諭す
    第59話 織女、西王母の手中に陥つ
    第60話 侠女
    第61話 浙江の潮
    第62話 潮源翻浪勢
    第63話 皇帝、袖裏の玉を逸す

  • 2018.9.8市立図書館
    唐代長安の妖怪譚は三巻であっとおどろく展開になり、これが結びの4巻も、「え!そんな過去が!?」とおどろきがつづく。ここにきて牛郎織女伝説が挿入され、龍玉将軍の内面に入っていくのに壮大な天界の話にもなってしまうのは「陰陽師」と似て。
    で、4巻で完結するのかと思っていたけど、かんじんの主人公が行方をくらませたままなんだかまだまだ続きがありそうで、実は続きがなかなか描かれないままかれこれ十年がすぎているらしい…

    最後の方ででてきた新キャラ「寿」は3巻のしりあがり寿さんの解説をご覧になった作者のサービスではないかなぁと思ったけれど、ほぼ日に編集者の話が載っていて、実際に想像のとおりだとわかった。

    ちなみに連載されていた平凡社のPR誌「月刊百科」は2011年6月号をもって休刊になっているらしく…岡野先生、平凡社さん、この先どうするの〜?

  •  う~ん 1~2巻路線で行って欲しかった・・・ 単純に楽しみたいよ~ 岡野先生どこへ行ってしまうのですか・・・でも筆で描いた画はとても美しい!

  • やっと出た!
    歴史物とか、ファンタジーが好きな人にはたまらない魅力が有る。
    この人の描く物語の先を見てみたい。

  • 3巻を飛ばして読んだからか、展開がわからなかったんですが、絵はどんどん漫画からかけ離れた所に進んでいかれている気がします。

  • 第3巻を読まずに突入したのと、『陰陽師』のようにどんどんもやもやになっていくという各種レビューを読んでいたのとで、ちんぷんかんぷんだったらどうしようと思っていたけれど、でもなんとか話についていけた。どうも織姫と彦星の話のようだ。岡野玲子は、不安定なスーパー(ウー)マンと無邪気で鈍い男の組み合わせを描かずにはいられないらしい。

    西王母や天界の生き物の表現のしかたが実に独特で、目が離せない。意図的に平板にして、人外のものであることを強調し、大昔に描かれた絵巻のような雰囲気を出しているところが面白い。

  • 「陰陽師」が完結してしまって、あの物語が持っていた広がりが、こっちの世界にも入ってきた感じです。

    3巻ぐらいから感じていたのですが、この物語がもともと持っていた「軽さ」は、だんだんなくなってしまいました。

    でも、ぶわーーっと、上に抜けていくような広がり、あぁ、神様というのは、こういうことだったのかという言い切ってしまう世界観は、すごく気持ちいいです。

  • カラーページは必見。思わず息をのむ素晴らしさ。内容は「陰陽師」の終盤を髣髴とさせるもの。一巻を読み返したくなること必至。

  • 待望の第四巻。
    相変わらず…な内容というべきか、斬新というべきか。前の巻を読みなおして、「おお!」と手を打ってから読まないといけないですが、その分面白いです。

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