南方熊楠全集 1

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  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (615ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582429015

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  • 呼吸するエンサイクロペディアが、寅年から初めて、うーたつみ―うまひつじ、と連載をし、一応亥年で終り、どっかから鼠に関するうんちくを持ってきた、うんちく集。
     まぁ、馬に関してどうのとか、支那の人のモンゴール系の人の始め伝説とか、虎の周りにゐるとされるジャッカルとか、兎とか、に関して体系化されたうんちくが出てくるでてくる。

  • 第1巻/全10巻+別巻2

    南方熊楠全集 全12 巻 平凡社 1971~1975 年 <081.8/47> 揃

    解題 熊楠の思想と学問の全貌を把握することは、その著作が友人への書簡の形をとったものが多く
    体系的著述がなかったり、英文の論文が多かったりすることから容易ではないが、彼の鋭い発想法は
    物の見方に対して貴重な示唆を与えるだろうとの信念から、旧版(乾元社版)<081.8/1>よりもは
    るかに多くの文章を収録し、熊楠の思想の集大成となるべく編集・刊行された。
    内容
    第1巻 十二支考[雑誌『太陽』(博文館)1914~1923]
    第2巻 南方閑話[坂本書店 1926]南方随筆[岡書院 1926]続南方随筆[岡書院 1926]*南方の著書の
    うち生前に刊行されたのはこの3冊のみである。
    第3巻=雑誌論考Ⅰ[『東洋学芸雑誌』ほか雑誌20 誌に掲載された論考]
    第4巻=雑誌論考Ⅱ[『彗星』ほか雑誌12 誌に掲載された論考]
    第5巻=雑誌論考Ⅲ[『ドルメン』ほか雑誌7誌に掲載された論考]
    第6巻=新聞随筆[『牟婁新報』ほか8紙の新聞及び『週刊朝日』に掲載された随筆と、未発表の随筆を収録]
    第7巻=書簡Ⅰ[主として明治時代のもの。在米時代・神社合祀問題関係他]
    第8巻=書簡Ⅱ[柳田国男、高木敏雄、その他民俗学関係の人々に宛てた書簡]
    第9巻=書簡Ⅲ[第7・8巻収録以外の多方面に及ぶ書簡]
    第10 巻=英文論考・英訳方丈記・初期文集他 A Japanese Thoreau of twelfth century(英訳『方
    丈記』)[『英国王立アジア協会雑誌』(1905)掲載 文末に鴨長明に関する2つの註釈あり。ロンドン大学総
    長ディキンズとの共訳] The constellations of the far east(極東の星座)[『Nature』(1893)掲
    載] Footprints of Gods(神跡考)[『Notes and Queries』(1900)掲載]他
    別巻1=書簡補遺・論考補遺 The origin of the swallow-stone myth(英文『燕石考』)[草稿 1899?
    ~1903]他、補遺
    別巻2=日記・年譜・著述目録・総索引

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著者プロフィール

1867年、紀伊国(現在の和歌山県)に生まれ、1941年に同地にて没する。在野の民俗学者、博物学者、生物学者として知られる。
著書に、『南方閑話』(坂本書店、1926)、『南方随筆』(岡書院、1926)、『続南方随筆』(岡書院、1926)などのほか、全集や選集、書簡集など多くの文業が刊行されている。

「2018年 『熊楠と猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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