キャット・ウォッチング 1 なぜ、猫はあなたを見ると仰向けに転がるのか?

  • 平凡社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582542448

感想・レビュー・書評

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  • 説明が定説を覆す新解釈で、それが断定調だと「ほんとかよ」と思わなくもないが、そういうこともあるかも、くらいの気持ちで読めば楽しく読める。
    各トピックスで漫画を描ける人が日本には沢山いそうだ。

  • この間読んだ猫のアンソロジーは、期待に反して癒されない系だった。
    癒し系の猫本を読みたいと思っていたら、もふもふの猫のおなかと魅力的な表題が誘惑してきた。

    内容も最高。

    巻末に佐藤優さんの紹介文が載っていたのには驚いたけど。この人が好き嫌いではなく、政治家が猫の魅力満載の本に文を寄せていたっていうのに驚いた。
    けど、ちょっと親近感を持った。沖縄出身の右翼の元官僚で、何かの事件に巻き込まれた人ということ位しか知らなかったけれど、この人の本も読んでみようかな。

  • 本屋で平積みになっていたので思わず手に取りました。
    著者名を見ると、岩合さんなので、写真がたくさんのっているかと期待しました。
    巻頭には数ページ、写真が掲載されているので、それだけでも十分堪能できます。

    文章も、「猫はあなたを見ると仰向けに転がるのか?」など、猫を飼っているひとなら、
    そうそう と思うことが、平易に書かれています。

    始めて、猫を飼う人や、野良猫に興味があるけど、どう対処したらいいかわからずにいる人が、
    ぱらぱらと読んでみるのにもよい本だと思います。

    写真と同様、押し付けがましいところがないのが、岩合流だという感じがしました。

  • ただの癒し本ではなく猫の行動について科学的かつ分かりやすく書かれている。しかも猫への愛を感じる。

  • ネコの写真といったら、何と言っても岩合光昭さん!かわいい!読みたい!この本、面見せで店頭に出したら、ヒット間違いなし!

  • 冷静に猫を可愛がる良い本。
    せっかく翻訳物独特の良い気分で読み終えたのに、訳者あとがきのさらに後についている文章は湿っぽくて蛇足。

  • ネコに関するオモシロ知識が満載。ネコ好きにはたまらない。
    ネコは、ネズミをとることから古代尊ばれて飼育の対象となった。ネズミ駆除が進んだ現代は、過去のような役割がなくなり愛玩動物となったがいまだに狩猟の本能を忘れずに生きている。鳥を捕獲して主人にわたす行為を行なう。ネコは、臭覚を活かして生きている。発情期のあのやかましさは、1匹のメス猫をめぐってのオス猫の争いによるもの。交雑することにより猫は排卵する。1回で5匹くらいの子猫を生み、年に3回妊娠・出産する。

  • 隣の猫が足元まで来てころんと腹を見せたのでよしよしとなでてやったらカプッと噛まれた。どういうことだよ、と思ったらこういうことだったのか。なるほど下げた頭をぽかっと叩かれたら怒るな。すまんかった隣の猫。というわけで、これは猫のスタンリー・コレンか? と愉しみに読み進めたのだが、だんだん雲行きが怪しくなり、猫は地震を予知する、というあたりでしらけてしまった。別に地震を予知しちゃいけないわけじゃない。仮にも動物学者を名乗るなら、猫が暴れるのと地震が来るのの相関をちゃんと示して欲しい。地震の前に猫が暴れたから猫は地震を予知する、では、いつも暴れている猫は地震を予知する猫だ、ということになってしまう。

  • 猫がより一層愛おしく、可愛く見えるようになる本。

    疲れて、心が荒んだら、猫をそっとなでてみよう。

  • 本屋さんの猫本フェアでタイトルにすいよせられました。我が家には、わたしが帰宅すると背中からドターっと倒れこみ、こっちを見ながらゴロゴロ転がる猫がいるのでその項目だけ読みましたが、わたしにとって非常にうれしい解釈が書いてあり、やっぱもともと悪い気はしてませんでしたがこうやって権威のある?人に太鼓判おしてもらって、推測が確信に変わると、より幸せになれますね。ぜひ全部読んで心を愛で満たしたい…

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著者プロフィール

イギリスの著名な動物行動学者。1928年ウィルトシャー生まれ。バーミンガム大学、オックスフォード大学大学院で動物行動学を学ぶ。56年ロンドン動物園のテレビ・映画制作部門長に就任。59年よりロンドン動物園の哺乳類学研究部長を8年間務める。そのかたわら、テレビ番組や映画で動物のドキュメンタリーを制作。67年刊の著書『裸のサル』(角川文庫)で一躍有名となり、その後も数々のベストセラーを生み出している。美術への造詣が深く、シュルレアリスムの画家としても知られる 。

「2019年 『フクロウ[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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