オーガニック・デザイン-21世紀を拓くコンセプト

著者 : 三井秀樹

• 平凡社 (2003年7月8日発売)

作品紹介・あらすじ

原始美術、日本の侘・寂から複雑系理論、ユニバーサル・デザインまでを視野に入れ、オーガニック・フォルム(有機的な形)の美学を探求した日本で初めての本。デザイン・美術専攻の学生、デザイナー、広告関係者、そして自然を愛する全ての人々に贈る。

感想・レビュー・書評

[jumpeastさんの感想 · 2011年3月27日]

例えば「有機的な形状なら使っていて疲れない」ということは当然のことのように扱われ、その根拠は何なんだろう？といった疑問が残るようなそんなもやもやする本だった。ただ、形状や模様の有機的デザインとは何かを考えるうえで、引用される近代の芸術作品や時代背景などはよくまとめられていて読む価値があったと思う。